クラシック穴セットを編集するには
1. モデルツリーで
クラシック穴あけ加工シーケンスを右クリックし、
![](../../manufacturing/nc/images/edit_definition20x20.png)
をクリックします。
2. 表示された「NC シーケンス」(NC SEQUENCE) メニューの「シーケンス設定」(Seq Setup) をクリックします。「シーケンス設定」(SEQ SETUP) メニューが表示されます。
3. 「シーケンス設定」(Seq Setup) メニューの「穴」(Holes) をクリックします。
「穴」(HOLES) および「メニュー選択」(SEL MENU) が表示されます。
4. 「穴」(HOLES) メニューの「穴セット」(Hole Set) をクリックし、「メニュー選択」(SEL MENU) で必要な穴セットを選択します。「穴セット」(HoleSet) ダイアログボックスが開きます。
5. ダイアログボックスの上部には、穴選択の意味を提供する 6 つのタブページがあります。
◦ 「軸」(Axes) - 個別の穴軸を選択して、穴を指定します。
◦ 「グループ」(Groups) - 定義済みのドリルグループを選択します。
◦ 「点」(Points) - データム点を選択するかデータム点座標のあるファイルを読み込んでドリル位置を指定します。
◦ 「直径」(Diameters) - 直径値を入力して、穴を指定します。指定した直径のすべての穴またはラウンドスロットフィーチャーが自動的に取り込まれます。
◦ 「サーフェス」(Surfaces) - 参照部品またはワークピースのサーフェスを選択して、穴を指定します。選択したサーフェスにあるすべての穴またはラウンドスロットフィーチャーが自動的に取り込まれます。
◦ 「パラメータ」(Parameters) - 特定のパラメータ値で穴を選択します。
6. 上にリストした方法を組み合わせて、ドリルする穴を指定します。複数の選択方法を組み合わせて穴セットを定義する方法については、「選択方法の組み合わせ」を参照してください。
| 「点」(Points) による選択は、ほかの選択方法と組み合わせて使用できません。 |
7. 「深さ」(Depth) をクリックし、希望する深さオプションを選択し、深さタイプに適する参照を指定します。
「穴セット」(Hole Set) ダイアログボックスの下部にある、以下のオプションも使用できます。
◦ 「前使用」(Use Prev) - 前の NC シーケンスで使用した穴セットを選択します。後でカレント NC シーケンス用にこの穴セットを修正できます。
◦ 「自動面取り」(Auto Chamfer) - このオプションを選択した場合、現在の工具で面取り加工できるすべての穴が自動的に取り込まれ、皿穴ドリルの深さと方向が自動的に決定されます。
◦ 「スキャンの開始穴」(Start hole for scan) - 「スキャンタイプ」(SCAN_TYPE) パラメータが「最短」(SHORTEST) または「タイプスパイラル」(TYPE_SPIRAL) に設定されている場合、加工する最初の穴を選択できます。
| CUT_DIRECTION パラメータが REVERSE に設定されている場合、この穴が最後に加工されます。 |
◦ 「5 軸ドリリングの方向」(Direction for 5-axis drilling) - 選択した軸のドリル方向を反転できます (「自動面取り」(Auto Chamfer) で選択した軸を除く)。
◦ 「選択で使用している規則を表示」(Show rules used in selection) - カレント穴セットで選択または選択解除したすべての軸、サーフェス、直径などを情報ウィンドウに表示します。
「穴セット」(HoleSet) ダイアログボックスの下部にある「プレビュー」(Preview) ボタンを使用すると、これまでに選択した軸や点、また、該当する開始または終了サーフェスをハイライトします。ドリル深さはメッセージウィンドウにリストされます。
8. 穴の選択が完了したら、「穴セット」(HoleSet) ダイアログボックスの下部にある「OK」をクリックします。
「穴」(HOLES) メニューの「削除」(Delete) コマンドを使用して穴セットを削除できます。「穴」(HOLES) メニューの「表示」(Show) コマンドでは、選択した穴セットの軸、および開始サーフェスと終了サーフェス (あれば) がハイライトされます。ドリル深さはメッセージウィンドウにリストされます。