個々のデータムエンティティの表示を指定するには
「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックス ( > ) の「エンティティ表示」(Entity Display) タブを使用して、表示ステータスを指定できます。
「エンティティ表示」(Entity Display) タブの「データム表示設定」(Datum display settings) には次のデータム表示オプションがあります。
• 「データム平面を表示」(Show datum planes) - データム平面とその名前を表示します。チェックボックスでデータム平面表示をオフにしても、幾何公差の参照データムとして設定したデータム平面には影響しません。この設定にはコンフィギュレーションオプション display_planes も使用できます。
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このチェックボックスをオフにした場合、「データム平面を色塗りつぶしで表示」(Show datum planes with a color fill) および「データム平面のタグを表示」(Show datum plane tags) のチェックボックスはオンにできません。
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• 「データム平面を色塗りつぶしで表示」(Show datum planes with a color fill) - データム平面の外形の色と透明色の塗りつぶしを表示します。「塗りつぶし透明度」(Fill transparency) を使用して、塗りつぶしの色の透明度を変更します。デフォルト値は 7 です。
「データム平面を色塗りつぶしで表示」(Show datum planes with a color fill) オプションは、デフォルトでオンになっています。オンのとき、次の処理が行われます。
◦ マウスポインタをデータム平面上に移動すると、外形とデータム平面の塗りつぶしが事前選択されます。外形は太い境界線でハイライトされます。外形の色と塗りつぶしの色は同じです。データム平面の選択前ハイライト色を制御するには、次の操作を行います。
1. 「ファイル」(File) メニューの「オプション」(Options) をクリックします。
2. 「システム外観」(System Appearance) をクリックします。「グローバルな色」(Global Colors) で、 > の順にクリックします。
◦ データム平面を選択すると、外形と塗りつぶしデータム平面がハイライトされます。データム平面のハイライト色を制御するには、次の操作を行います。
1. 「ファイル」(File) メニューの「オプション」(Options) をクリックします。
2. 「システム外観」(System Appearance) をクリックします。「グローバルな色」(Global Colors) で、 > の順にクリックします。
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このオプションがオフの場合にマウスポインタをデータム平面上に移動するか、データム平面を選択すると、定義された色に基づいて外形だけがハイライトされます。
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データム外形の色と塗りつぶしの色は、次のオプションによって制御されます。
◦ 「正の側面」(Positive side) オプションで選択したデータム色は、データム平面の外形と塗りつぶしの色の両方に適用されます。3D モデルでデータムビューの方向を変更しても、外形の色とデータム塗りつぶし色は保持されます。
◦ 「負の側面」(Negative side) オプションで選択したデータム色は、データム塗りつぶし色にのみ適用されます。データム外形は、「正の側面」(Positive side) オプションで選択した色に基づいて表示されます。塗りつぶし色は、3D モデルのデータムビュー方向に基づいて表示されます。
「正の側面」(Positive side) と「負の側面」(Negative side) のデータム色のオプションを見つけるには、次の操作を行います。
1. > の順にクリックします。
2. 「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスで、左側の「システム外観」(System Appearance) をクリックします。「グローバルな色」(Global Colors) で、「データム」(Datum) をクリックします。データム平面の色オプションは「平面」(Plane) にあります。
データム平面の透明色の塗りつぶしを表示または非表示にするには、次のいずれかの操作を行います。
◦ 「データム平面を色塗りつぶしで表示」(Show datum planes with a color fill) チェックボックスをオンまたはオフにします。
◦ グラフィックウィンドウで、 > の順にクリックします。
◦ 「ビュー」(View) タブで、 > の順にクリックします。
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「平面塗りつぶし表示」(Plane Fill Display) と「データム平面を色塗りつぶしで表示」(Show datum planes with a color fill) オプションの操作は同期化されます。
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• 「データム平面のタグを表示」(Show datum plane tags) - データム平面の名前を表示します。この設定にはコンフィギュレーションオプション display_plane_tags も使用できます。
• 「データム軸を表示」(Show datum axes) - データム軸とその名前を表示します。図面モードでは、チェックボックスでデータム軸表示をオフにすると、軸名のみが非表示になります。この設定にはコンフィギュレーションオプション display_axes も使用できます。
• 「データム軸のタグを表示」(Show datum axis tags) - データム軸の名前を表示します。この設定にはコンフィギュレーションオプション display_axis_tags も使用できます。
• 「データム点を表示」(Show datum points) - データム点とその名前を表示します。この設定にはコンフィギュレーションオプション datum_point_display も使用できます。
• 「点シンボル」(Show point symbol as) - データム点とその名前を表示します。リストボックスを使用して、点を表すシンボルのタイプを選択します。オプションには、「十字と点」(Cross and dot)、「十字」(Cross)、「点」(Dot)、「円」(Circle)、「三角形」(Triangle)、「正方形」(Square) があります。この設定にはコンフィギュレーションオプション display_point_symbol も使用できます。
• 「データム点のタグを表示」(Show datum point tags) - データム点の名前を表示します。この設定にはコンフィギュレーションオプション display_point_tags も使用できます。
• 「データム座標系を表示」(Show datum coordinate system) - 座標系とその名前を表示します。この設定にはコンフィギュレーションオプション display_coord_sys も使用できます。
• 「座標系のタグを表示」(Show coordinate system tags) - 座標系の名前を表示します。この設定にはコンフィギュレーションオプション display_coord_sys_tags も使用できます。
• 「イメージを表示」(Show images) - イメージを表示します。