Creo Harness Manufacturing (HMX) では、3D ハーネスの製造図面を自動的に作成でき、手動で操作を行う必要がほとんどありません。図面境界のフォーマットも指定できます。HMX ツールは次のプロセスを自動化します。

3D ハーネスを変更することなく製造図面を修正できますが、図面に対する変更は 3D ジオメトリに反映されません。3D ハーネスを修正した場合、カレント図面を閉じてハーネスを平展開し直して、新しい製造図面を生成する必要があります。この生成方法によって、MFG ファイルの維持費が削減されます。

HMX V51 で 3D ハーネスを修正した場合、既存の HMX 図面をテンプレートとして使用することで、製造図面に対する編集を保持しながらハーネスに対する変更を反映できます。

ハーネスは、ワイヤ、ケーブル、コネクタ、端子などの、トポロジーが連続する導電部品の集まりです。これらの構成部品は、チューブや編組などの、機械的なダメージに対する保護材を使用してバンドルされています。これらの構成部品は 1 つ以上の位置点を共有します。

サブハーネスは、ワイヤまたはケーブルのみからなるワイヤハーネスのサブセットです。ワイヤまたはケーブルはトポロジーが連続し、チューブまたは編組によって束ねたり、1 つ以上の位置点を共有したりできます。