ECAD コンテキストデータに対する解析ツールの使用について
「解析」(Analysis) タブのコマンドを使用して、ECAD コンテキストデータの簡易解析を実行できます。ECAD コンテキストデータジオメトリの解析は保存できません。データ選択を容易にするため、選択フィルタを「ECAD コンテキストデータジオメトリ」(ECAD Context Data Geometry) に設定します。
ECAD コンテキストデータジオメトリに対して次の「解析」(Analysis) ツールを使用できます。
• 「測定」(Measure) - 次の測定を行います。
◦ データの長さ
◦ データ間の距離
◦ ECAD コンテキストデータキルトの面積
◦ データの直径
◦ 2 つのデータエンティティ間の角度
• グローバル干渉 - 同じアセンブリ内の異なる ECAD モデルに属する ECAD コンテキストデータキルト間の干渉チェックを実行できます。同じ基板上のこれらのキルト間の干渉は検出されません。ECAD コンテキストデータキルトを解析に含めるには、「グローバル干渉」(Global Interference) ダイアログボックスの「導線キルトを含む」(Include conductor quilts) チェックボックスをオンにします。
• ペアクリアランス - 同じアセンブリ内の異なる ECAD モデルに属する ECAD コンテキストデータキルト間のクリアランスをチェックします。キルトペア間のクリアランスをチェックするには、「ペアクリアランス」(Pairs Clearance) ダイアログボックスで「開始」(From) 構成部品と「終了」(To) 構成部品の「すべての導線キルト」(All conductor quilts) チェックボックスをオンにします。
解析コマンドの詳細については、ヘルプセンターを参照してください。