図面のドラフトエンティティについて
図面にドラフトエンティティをいつでも追加できます。直線、円、円弧、長方形、スプライン、楕円、点、面取りなど、さまざまなタイプのジオメトリを作成できます。ドラフトエンティティには次の用途があります。
• ジオメトリのスケッチ中に、3D スケッチャー拘束とよく似たスナップガイドを使用する。スナップガイドは恒久的拘束に変換されません。
• 3D スケッチャーにおける場合と同様に、パラメトリックスケッチ (「レガシースケッチ」(Legacy Sketch) タブ) を使用して、参照拘束とジオメトリ拘束を使用する。
• 作図モードを使用して作図用ジオメトリを作成し、作図モードと標準モードの間で既存のジオメトリのタイプを切り替えたり変換したりする。
• ドラフトエンティティからドラフトビューを作成する。
• 独立したエンティティをグループ化して 1 つのエンティティとして移動できるようにする。
• ドラフトジオメトリをビューとグループ化して、ビュースケールに合わせてスケールが調整されるようにする。
DXF や DWG などの非 Creo 図面フォーマットから図面に読み込まれたエンティティは、ドラフトエンティティと見なされます。
「スケッチ」タブ
「スケッチ」(Sketch) タブには、ドラフトエンティティを作成および修正したり、
ドラフトビューを作成コマンドを使用して、選択したドラフトエンティティからドラフトビューを作成したりするための、最新の使いやすいコマンドがあります。
「スケッチ」(Sketch) タブのスケッチコマンドを使用して、次のようなソリッドジオメトリおよび作図用ジオメトリの新しいエンティティを作成できます。
「レガシースケッチ」タブ
「レガシースケッチ」(Legacy Sketch) タブには、Creo Parametric 7.0 以前で使用可能なコマンドがあります。「レガシースケッチ」(Legacy Sketch) タブのコマンドを使用することで、「スケッチプリファレンス」(Sketch Preferences) ダイアログボックス ( > の順にクリック) 内から、図面環境でのスナップとスケッチの一部の動作のプリファレンスを設定できます。図面ツールに共通のグリッド、角度、およびスナッププロパティを設定できます。また、チェーンスケッチのアクティブ化やパラメトリックスケッチなどのスケッチプリファレンスを設定することもできます。
切り替え
「スケッチ」(Sketch) タブと「レガシースケッチ」(Legacy Sketch) タブを切り替えるには、 > の順にクリックします。タブを切り替えると、操作のすべての履歴がクリアされ、タブを切り替える前に実行した操作を元に戻したりやり直したりすることはできなくなります。
| 図面環境で作業しているときに使用可能なスケッチツールを指定するには、コンフィギュレーションオプション dwg_sketch_ribbon を使用します。 |