Creo Elements/Direct *.mi、*.bi、または *.bdl 図面ファイルの関連インポートには、図面内の断面ビューの Creo Parametric へのインポートが含まれます。断面ビューを関連 3D ビューとしてインポートするには、「MI をインポート」(Import MI) ダイアログボックスの「ビュー」(Views) で「モデルと関連する図面」(Drawing associative with model) オプションを選択しなければなりません。断面ビューのインポートには、切断面ビューの 2 次元断面ビューとしての Creo Parametric への転送が含まれます。

親ビューが使用可能な場合は、図面に断面ビューを作成して、部品の 2 次元断面を表示できます。インポートされた図面に作成されている 2 次元断面ビューは関連ビューです。切断面ビューが含まれている 2 次元断面ビューも、関連ビューとして Creo Parametric にインポートされます。関連する 2 次元断面矢印はデフォルトでドラフトエンティティとしてインポートされます。これらを関連 2 次元断面としてインポートするには、コンフィギュレーションオプションintf2d_in_ced_xsec_arrowsを yes に設定する必要があります。切断面ビューに接続されている寸法は、関連寸法としてインポートされます。断面ビューの切断面を参照する寸法がモデルに対する変更の影響を受ける場合、関連寸法の完全な更新は部品レベルの図面でのみサポートされます。

親ビューまたはオーナービューが非関連ビューとしてインポートされる場合、その依存 2 次元断面ビューも非関連ビューとしてインポートされます。ほかの断面ビューに依存する断面ビューや部分ビューを参照する断面ビューも非関連ビューとしてインポートされます。

複数の断面または切断面から構成されている Creo Elements/Direct ビューのインポートはサポートされていません。さらに、複数の分解ステートと切断図ビューから構成されている図面の関連インポートでは、以下のビューと部品のインポートはサポートされません。

保護パーツが含まれている全断面ビューは関連ビューとして Creo Parametric にインポートされ、保護パーツは 2 次元断面から除外されます。ただし、切断面ビューは 2D ビューとしてインポートされます。保護パーツとして定義されているナット、ボルト、リベットなどのパーツは断面化の影響を受けず、Creo Elements/Direct での断面化によって分割されません。

Creo Elements/Direct 図面ファイルの関連インポートの後、ビュー方向で断面の線が保護パーツに垂直になっている場合、保護パーツが含まれているオフセット断面ビューの構成部品のエッジの表示は Creo Parametric と Creo Elements/Direct で異なります。断面の線が保護パーツに垂直になっている場合はアプリケーションの動作が異なるため、エッジの表示が Creo Parametric と Creo Elements/Direct で異なります。Creo Elements/Direct では、保護パーツに垂直な断面の線が優先されますが、Creo Parametric では、保護パーツが優先されます。