Creo Elements/Direct 関連図面の切断図ビューのインポートについて
Creo Parametric への *.mi*.bi*.bdl ファイル内の Creo Elements/Direct 図面の関連インポートでは、切断図タイプのビューもインポートされます。切断図ビューを関連 3D ビューとしてインポートするには、「MI をインポート」(Import MI) ダイアログボックスの「ビュー」(Views)「モデルと関連する図面」(Drawing associative with model) オプションを選択しなければなりません。切断図ビューは、関連ローカル断面ビューとしてインポートされます。
切断図ビューは Creo Elements/Direct 図面の一般ビューと詳細ビューのローカル断面であり、断面ビューと似ていますが、オフセット 2 次元断面の代わりにローカル断面が使用される点が異なります。1 つのビューに複数の切断図が存在することがあります。
* 
切断図が重なり合っている Creo Elements/Direct ビューは非関連 2D ビューとしてインポートされます。切断図が重なり合っていないビューは関連ビューとしてインポートされます。切断図はローカル 2 次元断面として扱われるので、重なり合っている切断図をインポートした場合、ハッチングに矛盾が生じることがあります。
関連モデル内に適切な深さの切断図を作成するには、切断する領域を最初に定義してから、切断する深さを指定する必要があります。Creo Elements/Direct は、ビュー内の部品の断面 (切断) 領域を、ラベル付けして元の境界内に表示します。切断図ビューの境界は詳細ビューの境界と同じ方法で定義されます。切断図ビューのビュー境界は、四角形、円形、多角形であるか、スプラインから構成されます。3D モデルに関連付けられている、切断図領域外または領域内の寸法と切断図領域の外側から内側までの寸法が、インポートの後も 3D モデルとのアソシエティビティを維持します。
切断図ビューと分解ステートの組み合わせの関連インポートはサポートされていません。切断図領域を参照する寸法がモデルに対する変更の影響を受ける場合、関連寸法の完全な更新は部品レベルの図面でのみサポートされます。
切断図と各種計算モードプロパティが含まれている Creo Elements/Direct ビューは、以下の表示スタイルで Creo Parametric にインポートされます。
計算モードが「陰影」に設定されているビューは、Not Hidden 表示スタイルでインポートされます。
計算モードが「グラフィックス + 陰影」に設定されているビューは、Hidden 表示スタイルでインポートされます。
計算モードが「クラシック + 陰影」に設定されているビューは、Hidden 表示スタイルでインポートされます。
これは役に立ちましたか?