アセンブリ設計 > 分離不可能アセンブリと埋め込み構成部品 > 埋め込み構成部品の参照とデータ共有フィーチャー
埋め込み構成部品の参照とデータ共有フィーチャー
直接参照への構成部品の埋め込みの影響
データ共有フィーチャーやリレーションなどの直接参照を持つ構成部品に対する埋め込み操作および抽出操作は、次のように動作します。
ターゲットモデルとソースモデルが同じ埋め込み操作に埋め込まれている場合、参照は埋め込みモデルにルーティングされます。
同じ操作でターゲットモデルとソースモデルの両方が抽出された場合、参照は新しい抽出モデルにルーティングされます。
ソースモデルがターゲットモデルなしで埋め込まれている場合、ターゲットモデルのデータ共有フィーチャーは、新しく埋め込まれたものではなく、元の標準ソースモデルを参照し続けます。
ソースモデルが抽出されると、抽出された新しいソースモデルに参照がルーティングされます。
コピージオメトリ
埋め込みモデルまたは埋め込み構成部品を含むアセンブリに、データ共有フィーチャーを作成できます。これらのデータ共有フィーチャーは、埋め込みモデルを参照できます。データ共有フィーチャーがアセンブリのコンテキストにある場合、アセンブリ内の構成部品が埋め込まれるか抽出されるので、参照は同じ参照モデルに保持されます。
外部コピージオメトリフィーチャーを作成する場合、通常のモデルのみを参照できます。ただし、参照モデルが必要な埋め込み構成部品を含むアセンブリである場合、埋め込みモデルに属する参照を選択できます。
マージと継承
外部マージフィーチャーまたは継承フィーチャーの参照モデルを選択した場合、セッション中の埋め込み部品を参照できます。セッション中の埋め込み部品を表示するには、「開く」(Open) ダイアログボックスで 「セッション中」(In Session) をクリックし、「開く」(Open) をクリックします。
* 
「ツール」(Tools) > 「埋め込みを表示」(Show Embedded) チェックボックスがオンになっていることを確認してください。
配置は、オーナーアセンブリではなく、埋め込み部品自体のものです。参照先の埋め込み部品には、コレクターにアセンブリ名を含むフルネームが表示されます。
シュリンクラップ
シュリンクラップは、埋め込み構成部品のサーフェスを通常の構成部品と同じように処理します。外部シュリンクラップは、埋め込み部品またはアセンブリを直接参照できません。これは、通常のオーナーアセンブリを介してのみ参照できます。
これは役に立ちましたか?