Creo Ansys の機能強化
ユーザーインタフェースの場所: 「アプリケーション」(Applications) > 「Ansys Simulation」 > 「シミュレーションの設定」(Simulation Setup)
リリース: Creo Parametric 8.0.0.0
この機能強化に関するビデオをご覧ください。
この機能強化の利点
「リセット」(Reset) オプションが「ソルバーの設定」(Solver Settings) ダイアログボックスに追加されました。
Creo Ansys Simulation ではすべてのシミュレーションタイプ (固有値、構造、熱など) にデフォルトが設定されています。一部の設定を変更した後でデフォルト設定に戻す場合、「リセット」(Reset) オプションを使用して、デフォルト設定に戻すことができます。
大たわみのオン/オフ制御
ユーザーインタフェースの場所: 「アプリケーション」(Applications) > 「Ansys Simulation」 > 「シミュレーションの設定」(Simulation Setup)
大たわみの制御が「ソルバーの設定」(Solver Settings) ダイアログボックスに追加されました。
デフォルトでは、Creo Ansys Simulation でソルバーによって大たわみが有益である条件が認識されると、大たわみが考慮されます。この機能強化により、このオプションが不要な場合にはオフにできます。
Creo Ansys Simulation ライセンスの自動取得
ユーザーインタフェースの場所: 「アプリケーション」(Applications) > 「Ansys Simulation」
Creo Ansys Simulation アプリケーションを開始すると、使用可能なライセンスが自動的に取得されます。
これまでは、「ファイル」(File) > 「オプション」(Options) > 「ライセンス」(Licensing) の順にクリックして、ライセンスを手動で取得する必要がありました。
メッシュ設定をデフォルトにリセット
ユーザーインタフェースの場所: 「アプリケーション」(Applications) > 「Ansys Simulation」 > 「解析モデル化」(Refine Model) > 「メッシュ制御」(Mesh Control) の順にクリックします。
メッシュ制御の設定がシミュレーションツリーに記録されるようになりました。
メッシュ制御の設定をツリーから削除できるようになりました。これにより、適用されているすべての設定が除去され、メッシュ制御がデフォルトに戻ります。
メッシュ解像度を変更するとメッシュ制御のすべての設定が除去されるようになりました。
メッシュ制御は、モデルのデフォルトのメッシュを修正するための手段です。任意の数の制御を追加して結果を確認できます。デフォルトのメッシュに戻す場合に、シミュレーションツリーからメッシュ制御を除去できるようになりました。
この機能強化により、いずれかのメッシュ制御が原因で目的の結果が得られない場合に、デフォルト設定に戻すことが可能になりました。
プロセスマネージャでのメッシュ診断
ユーザーインタフェースの場所: 「アプリケーション」(Applications) > 「Ansys Simulation」 > 「メッシュ制御」(Mesh Control) > 「メッシュを生成」(Generate Mesh) の順にクリックします。
メッシュ診断で節点と要素の数についての情報が提供されるようになりました。
メッシュを生成した後、結果における要素と節点の数を知る必要があります。Creo プロセスマネージャで「診断」(Diagnostics) をクリックすると、新しいウィンドウにこの情報が表示されます。
この機能強化により、モデル内の節点と要素の数についてフィードバックがただちに提供されます。
単一ボディモデルでの接触の自動検出
ユーザーインタフェースの場所: 「アプリケーション」(Applications) > 「Ansys Simulation」
新しい Creo Ansys Simulation セッションを開始すると、物理シミュレーションのタイプを選択するよう求められます。ただし、この機能強化により、ソリッドボディが 1 つだけ含まれているモデルでは接触が自動的に定義されます。
PTC 固有の形式
ユーザーインタフェースの場所: 「ファイル」(File) > 「名前を付けて保存」(Save As) の順にクリックし、「Ansys Mechanical プロジェクト」(Ansys Mechanical Project) 形式にエクスポートします。
CAS データを Ansys Mechanical にエクスポートするための PTC 固有の形式が導入されました。
Creo Ansys Simulation でシミュレーションを正常に実行した後で、Ansys Mechanical に固有の高度な機能を含めることができます。この場合、Creo から *casdat 形式で検討をエクスポートしてから、Ansys Mechanical にインポートできます。この操作では、ジオメトリ、材料、および境界条件が転送されます。
この形式を使用するには、コンフィギュレーションオプション creo_ansys_export_mechanicalyes に設定します。
追加情報
ヒント:
なし。
制限事項:
既知の制限事項はありません
既存の機能からの置き換え?
いいえ。
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション:
*casdat 形式を使用するには、コンフィギュレーションオプション creo_ansys_export_mechanicalyes に設定します。