高速荒削りシーケンスの作成
1. アセンブリ FINISHING.ASM を開きます。
2. > の順にクリックします。
「HSM 荒削り」(HSM Rough) タブが開きます。
3. をクリックし、カッター直径が 16 mm の
16X3 ラジアスエンドミル工具を作成します。
4. 「参照」(References) タブで、「ミルウィンドウ」(Mill window) コレクターをクリックし、モデルツリーで Mill Window 1 を選択します。
5. 「パラメータ」(Parameters) タブで、工具直径に基づいて、パラメータの値が自動的に設定されます。ツールパスを最適化するには、以下に示すように各パラメータの値を設定します。
◦ 「送り単位」(FEED_UNITS) = 「MMPM」
◦ 「XY ピッチ」(STEP_OVER) = 8
◦ 「荒削り残り代」(ROUGH_STOCK_ALLOW) = 0.3
◦ 「最大ステップ深さ」(MAX_STEP_DEPTH) = 5
◦ 「スピンドル回転速度」(SPINDLE_SPEED) = 3000
6. の横の矢印をクリックし、次に
をクリックします。
「材料除去」(Material Removal) タブが開きます。
7. をクリックして
「シミュレーションを再現」(Play Simulation) ダイアログボックスを開きます。
8. をクリックしてシミュレーションを再現します。
9. 「材料除去」(Material Removal) タブで、 > の順にクリックして、処理された素材を保存します。「STL として保存」(Save as STL) ダイアログボックスが開きます。
10. 「ファイル名」(File Name) ボックスに「hsm-rough.stl」と入力し、「保存」(Save) をクリックします。このファイルは以降の削り残し荒削りシーケンスのツールパス計算で使用します。
11. 「材料除去」(Material Removal) タブで、 > の順にクリックします。「プロセス中の素材を保存」(Save In-Process Stock) ダイアログボックスが開きます。
12. 「ファイル名」(File Name) ボックスに「hsm-rough.bin」と入力し、「保存」(Save) をクリックします。この bin ファイルは以降の削り残し荒削り材料除去シミュレーションで使用します。
13. 「材料除去」(Material Removal) タブで、
をクリックし、
「HSM 荒削り」(HSM Rough) タブで、
「OK」をクリックしてシーケンスを完成させます。