粒子の結果表示
粒子の表示を使用して、流体流れの検討中に粒子の速度を視覚化します。この表示オプションは、速度の結果にのみ使用できます。「粒子」(Particles) をクリックすると、流体の入口ごとに粒子が表示されます。粒子流れの方向は、入口流れの方向と同じです。
結果に粒子を表示するには
「粒子」(Particles) をクリックすると、流体の粒子の速度が表示されます。デフォルトでは、入口全体が放出ゾーンとして使用され、次の図に示すように、ドメインのほぼ全体を粒子が覆います。
粒子エミッタの選択
粒子エミッタを使用して、流れの発生方法を視覚化できます。粒子エミッタの位置、サイズ、形状、および向きを変更できます。粒子エミッタは、デフォルトでは選択できません。粒子エミッタを選択できるようにするには、次の手順を実行します。
1. 「粒子」(Particles) をクリックして、粒子を表示します。
2. > の順にクリックして、「アニメーションオプション」(Animation Options) ダイアログボックスを開きます。
3. をクリックして、粒子エミッタを開きます。次の図に示すように、グラフィックウィンドウで粒子エミッタを選択できるようになります。
1. 境界ボリューム
2. 粒子エミッタ
粒子エミッタの追加
1. 粒子の表示をオンにするには、
「粒子」(Particles) をクリックします。
2. > の順にクリックして、
「アニメーションオプション」(Animation Options) ダイアログボックスを開きます。
ボタンがオン (粒子モード) になっていて粒子エミッタを選択可能であることを確認します。
3. グラフィックウィンドウ内の任意の場所を右クリックして、「エミッタを追加」(Add Emitter) を選択します。新しい粒子エミッタがデフォルト位置に作成されます。
既存のエミッタと同じ位置に新しい粒子エミッタを作成するには、次の手順を実行します。
a. グラフィックウィンドウの右下にある選択フィルタで「流体オブジェクト」(Fluid Objects) が選択されていることを確認します。
b. モデル内の粒子エミッタを選択します。右クリックして、「エミッタを追加」(Add Emitter) を選択します。選択したエミッタと同じ位置に新しいエミッタが作成されます。
粒子エミッタのサイズ変更
粒子エミッタのサイズを変更するには、次の手順を実行します。
1. グラフィックウィンドウの右下にある選択フィルタで「流体オブジェクト」(Fluid Objects) が選択されていることを確認します。
2. > の順にクリックして、
「アニメーションオプション」(Animation Options) ダイアログボックスを開きます。
ボタンがオン (粒子モード) になっていて粒子エミッタを選択可能であることを確認します。
ボタンがオフになっていて、行った変更が選択した粒子エミッタだけに適用されることを確認します。デフォルトでは、このボタンはオンになっていて、行った変更はすべてのエミッタに適用されます。
3. 粒子エミッタを示す円をクリックします。楕円にハンドルが表示されます。これらのハンドルを使用して、粒子エミッタのサイズを変更できます。
1. 粒子エミッタ
2. 粒子エミッタのサイズ変更に使用されるハンドル
4. ハンドルをドラッグして、エミッタの直径を変更します。この例では、粒子エミッタの直径が大きくなっています。
1. サイズ変更された粒子エミッタ
粒子エミッタを再配置するには
1. グラフィックウィンドウの右下にある選択フィルタで「流体オブジェクト」(Fluid Objects) が選択されていることを確認します。
2. 粒子エミッタを示す球形をクリックします。ドラッガが表示されます。
1. ボリュームエンクロージャ
2. ドラッガを使用して粒子エミッタを再配置
3. ドラッガを使用して、粒子エミッタを再配置します。この例では、1 つの粒子エミッタが正の Y 方向に移動し、もう 1 つが負の Y 方向に移動しています。
粒子エミッタの削除
1. 特定の粒子エミッタを削除するには、次の手順を実行します。
a. グラフィックウィンドウの右下にある選択フィルタで「流体オブジェクト」(Fluid Objects) が選択されていることを確認します。
b. モデル内の粒子エミッタを選択します。右クリックして「エミッタを削除」(Delete Emitter) を選択し、選択したエミッタを削除します。
2. すべての粒子エミッタを削除するには、グラフィックウィンドウ内の任意の場所を右クリックして、「すべてのエミッタを削除」(Delete All Emitters) を選択します。
| すべてのエミッタを削除する場合、選択フィルタの「流体オブジェクト」(Fluid Objects) を選択する必要はありません。 |