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静解析のプリファレンスを入力するには
「解析定義」(Analysis Definition) ダイアログボックスの「プリファレンス」(Preferences) タブで、静解析の一般情報を指定します。
「ロックエンティティ」(Locked entities) エリアを使用して、解析の拘束条件をロックしたり無効にしたりします。ボディと結合のロック、結合の有効化/無効化、ロックされたエンティティの削除を行うことができます。剛体をロックすると、定義された解析の実行中、別の剛体との相対位置が固定されます。結合をロックすると、それらの自由度と関連する運動が除去されます。無効にされた結合は一時的に抑制され、解析では無視されます。
「初期コンフィギュレーション」(Initial configuration) 領域で、静解析の始点を選択します。このコンフィギュレーションは、メカニズムにおける部品および剛体の相対的な回転方向を設定します。次のいずれかのオプションを選択します。
「カレント」(Current) をクリックし、スクリーンコンフィギュレーションの剛体の位置を使用します。
「スナップショット」(Snapshot) をクリックして、「ドラッグ」(Drag) ダイアログボックスを使用して保存されたスナップショットを選択します。選択したスナップショットからはメカニズムの剛体位置のみが使用されます。スナップショットで保存した拘束はすべて無視されます。
「最大ステップ係数」(Maximum step factor) エリアで、静解析の最大ピッチを変更します。モデルに非常に大きい加速度が含まれている場合、小さいピッチを使用すると、より正確な結果が得られる場合があります。「デフォルト」(Default) チェックボックスをオフにして、0.0 から 1.0 の実数を入力する必要があります。この係数によって、静止したコンフィギュレーションの検出に使用される最大ピッチが制限されます。
解析を定義した後、ただちに実行できます。「実行」(Run) をクリックすると、「OK」をクリックしたときと同様に解析定義がエラーチェックされます。定義した解析は実行されますが、モデルには追加されません。「OK」をクリックすると、定義が完了し、解析が作成され、実行機能がモデルに追加されます。