定義
形態係数 - サーフェスから放出される輻射 とサーフェスに当たる輻射 の割合。解ドメインにおける不透過サーフェス間の形態係数は光線トレースを使用して計算されます。
光線 - 選択した数の離散方向の光線を使用して、サーフェス間 (S2S) モデリングの形態係数が決まります。使用されるデフォルトの光線の数は 256 です。
グレインサイズ - 形態係数の計算に使用されるセル面のグループのサイズ。デフォルトのグレインサイズは 1 です。これは各不透過セル面で計算される形態係数に相当します。
輻射 - 以下の式に従って、入射輻射、境界の温度、放射率などの要素に基づいた熱利得または熱損失を示す境界条件。
式 2.272
ここで、
熱流束 (W/m2)
放射率
Stefan-Boltzmann 定数 = 5.67 x 10-8W/(m2-K4)
境界温度 (K)
境界の面積 (m2)
放射率 - 入射輻射の熱伝達に対する放射輻射の熱伝達の割合。
反射境界 - 放射率がゼロの場合、境界の反射率は 100 % となり、入射放射によるエネルギーはまったく吸収されません。
吸収境界 - 放射率が 1 の場合、境界にエネルギーが完全に吸収されます。
反射境界 - 入射輻射によるエネルギーがまったく吸収されない境界。放射率がゼロであるということは、境界の反射率が 100 % であることに相当します。