定義
成分 - ほかの流体と混ざり合わない流体 (空気、水、油など)。
混合物 - あるボリューム内またはある境界におけるすべての成分を組み合わせることによってできた流体。
相質量 - 選択したボリューム内のある成分の総質量。
相体積 - 選択したボリューム内のある成分の総体積。
質量分率 - 選択したボリューム内のある成分の質量を総質量で割った値。
体積分率 - ある成分の体積を総体積で割った値。
接触角度 - 接触角度 α = 0 では全ぬれになります (親水性など)。接触角度 α = 180 ではぬれなしになります (疎水性など)。接触角度が 0 から 180 の間では部分ぬれになります。
α=0: 全ぬれ
0<α<180: 部分ぬれ
α=180: 疎水性
ウェーバー数 - 表面張力と慣性力の強さの比。ウェーバー数 We が小さい場合、慣性力との比較で表面張力が強いことを意味します。
式 2.52
ここで、
ρ
密度 (kg/m3)
U
自由流速度 (m/s)
L
代表長さスケール (m)
σ
表面張力 (N/m)
V
流体速度
ボンド数 (Bo) またはエトベス数 (Eo) - 表面張力を基準とする重力の強度。ボンド数またはエトベス数が小さい場合、重力との比較で表面張力が強いことを意味します。
式 2.53
ここで、
ρ
密度 (kg/m3)
g
重力
L
代表長さスケール (m)
σ
表面張力 (N/m)