定義
「密度」(Density) - 非圧縮性または圧縮性として流体流れ状態を定義する材料特性。密度の状態の構成方程式には、一般的な形式があります。
ここで、
T
温度
kg/m3
密度
定義式エディタを使用したユーザー定義の密度法則に加えて、上記の支配方程式を閉じるための流れ密度を決定するために、状態に対する複数の特殊な構成方程式が提供されています。
「一定密度」(Constant Density) - 流体流れでは、密度が一定であるという仮定によって、非圧縮性の流れが簡略化されています。ほとんどの液体で、圧力、温度、または圧力と温度の両方に非常に大きな変化が見られないかぎり、密度は一定と見なされます。
「圧縮性液体」(Compressible Liquid) - 水撃や燃料噴射器では、液体の圧縮効果は、流れ特性や、流れ構成部品、装置、または流れ構成部品と装置の両方の性能を決定する上で不可欠です。Creo Flow Analysis では、以下の圧縮性液体モデルを使用できます。
「理想気体の法則」(Ideal Gas Law) - 圧縮性の流れの場合、理想気体法則では、気体の密度が絶対的な流れ圧力と温度に次の形式で関連付けられます。
ここで、
P
絶対圧力 (N/m2) (ゲージ圧力 + 動作/参照圧力)
T
静温度 (Kelvin)
Mw
分子量
R
ユニバーサル気体定数
「等エントロピー気体の法則」(Isentropic Gas Law) - 流れ解析では、絶対温度ケルビン (K) です。熱力学特性の用語では、温度はエネルギーを熱に変換する駆動要素になります。
ここで、
ρt
参照密度
Pt
参照圧力
Tt
参照温度
γ=CP/CV
断熱指数、一定圧力の比熱と一定体積の比熱の割合
M
マッハ数
「Mass Fraction Average」 - 選択した体積における多成分混合の平均密度を計算する方法。
ここで、
ρi
密度
fi
個々の構成部品の各含有量
「Volume Fraction」 - 選択した体積内または 1 点で、構成部品の体積を体積の合計で割った値。