識別ページ
GENER を実行する際、制御を目的とする番号のない識別ページが出力されます。このページは GENER ソフトウェアのバージョン、修正レベル、入力 CL ファイルの名前、QUEST 生成ポストプロセッサの作成日、ポストプロセッサが読み込まれたデータベース、データベースのソフトウェアバージョン、利用できる場合は使用されているマクロライブラリの名前、オプションで、NC 制御テープのプログラム識別文字列 (PID) を識別します。
以下に例を示します。
ICAM Technologies Corporation(c) Copyright 1995Pro/NCPOST GENER Release 18.0-9550Source: 3axtest.ncl.1Quest: MILL501.104;4Created 01-Jul-1996 12:00:30.00Using /usr/francois/work/ncpost.dbfRelease 18.0PID: 9001
このヘッダーページは GENER のリリース 18.0 が実行されていることを示します。PTC Inc. のサポート担当者に製品の問題を問い合わせる場合は、この番号 (リストファイル内のすべての情報) を参照する必要があります。
入力 CL ファイルは TEST.NCL という名前です。
MILL501 ポストプロセッサは、MACHIN CL レコードに対して、ユーザーが特別に要求したか、または 3axtest.ncl.l をスキャンして決定したものです。このポストプロセッサは、1996 年 7 月 1 日の正午に作成されたものです。ポストプロセッサデータベースは、ディレクトリ /usr/francois/work/ncpost.dbf に配置され、Pro/NCPOST のリリース 18.0 を使用して作成されています。
PID 文字列は、GENER が実行されたときに指定されているか、デフォルトの PID 文字列がポストプロセッサの作成者によって (QUESTを使用して) 定義されたものです。いずれの場合も NC 制御ファイルに書き込まれた値は 9001 です。
GENER は NCPOST の別のバージョンを使用して作成されたデータベースを使用できません。強行しようとすると、エラーメッセージが表示され、プロセスが中止されます。しかし、元のデータベースに障害は起こりません。QUEST ユーティリティを使用して、必要に応じて新しいバージョンレベルにデータベースを更新できます。
新しい GENER が QUEST ソフトウェアと同じバージョンレベルのリリースであっても、より上位の修正レベルの場合があります。ポストプロセッサが QUEST の下位レベルで作成され、GENER のより進んだレベルで実行されると、警告メッセージが表示され、問題があることを知らせてきます。この問題を解決する特定の指示が、新しいソフトウェアのリリースと共に提供されます。この問題を確実に避けるには、QUEST の新しいソフトウェアリリースを実行し、ポストプロセッサを生成します。