ニブル領域 NC シーケンスについて
ニブル領域 NC シーケンスは、スケッチした領域の中に点と点を結ぶツールパスを作成します。ツールパスは "ストローク" と呼ばれる、より小さい要素に分割されます。ストロークは、ツールパスの最小単位である "ヒット" というさらに小さい要素に分割されます。ヒットは、工具がワークピースと接触して材料を除去するそれぞれの位置を示します。ストロークは領域を横切る線におけるヒットの連続です。ストロークは線によって接続されたヒットの連続として表示されます。
OVERLAP_DIST パラメータを使用して、次のヒットと前のヒットの間の重複距離を指定します。ストローク間の距離は STEP_OVER パラメータによって定義されます。STEPOVER_ADJUST を YES (デフォルト) に設定すると、カッターパスの始点と終点の両方がスケッチ境界に近接するように XY ピッチ距離が調整されます。
ニブル領域 NC シーケンス
1. ワークピース
2. 参照部品
3. スケッチ領域
NC シーケンスで選択した工具が大きすぎて、スケッチ領域の一部が収まらずガウジが生じる場合、この部分はニブリングされません。これは CL データ出力に反映されます。ただし、材料はスケッチ領域全体から除去されたものとして表示されます。CL データを表示するか NC-CHECK を使用して、NC シーケンスを確認してください。続いて、小さい工具を使用して、元の NC シーケンスを修正するか、領域を分割して 2 つの異なるニブリング NC シーケンスを作成できます。