リアルタイムレンダリングについて
「Render Studio」タブで
「リアルタイムレンダリング」(Real-Time Rendering) をクリックすることによって、フォトリアリスティック効果のオン/オフを切り替えることができます。
「リアルタイムレンダリングの設定」(Real-Time Rendering Settings) ダイアログで、個々のレイトレーシング設定を修正するか、最適なレイトレーシングを設定するプリセットを選択します。
GPU レンダリングモード
Render Studio は CPU モードと GPU モードの両方で実行できます。GPU モードでは、レンダリングプロセスで NVIDIA RTX カードの GPU 機能を利用して、より短時間でより多くのサンプルが生成されます。システムハードウェアが GPU レンダリングをサポートしている場合、Render Studio はデフォルトで GPU モードで動作します。システムおよびハードウェアの要件の詳細については、
ハードウェアのリリースノートを参照してください。このアプリケーションを CPU モードで実行する場合、コンフィギュレーションオプション
advanced_rendering_mode を
cpu に設定します。
CPU レンダリングよりも GPU レンダリングが優れている点。
• 速度: GPU はその最新のアーキテクチャとアルゴリズムによって、CPU よりも多くのサンプルを計算し、より多くの三角形を除去します。
• ノイズ除去: GPU レンダリングでは、レンダーされた出力からノイズを速やかに除去できます。
• スケーリング: より多くの GPU コアを使用することで、パフォーマンスをスケールアップできます。
ノイズ除去
このアプリケーションが GPU モードで動作している場合、「Render Studio」タブの「ノイズ除去」(Denoise) コマンドを使用して、数分の 1 秒でレンダーイメージ内のノイズを除去できます。レンダリングプロセスがバックグラウンドで進行している間に、このコマンドのオンとオフを切り替えることができます。ノイズ除去はサンプルレートやサンプル時間に影響しません。通常は必要な最終イメージのレンダーに時間がかかる複雑なジオメトリやテクスチャに対してノイズ除去を使用します。