解析形体の作成
「EZ Tolerance」タブの解析形体は TAE 解析形体とほぼ同じです。解析フィーチャーは EZ Tolerance 解析累積定義の結果から派生します。解析フィーチャーの主な利点として、累積定義で使用されている形体の基準位置または公差に変更を加えると、再生時に解析フィーチャーのパラメータが自動的に更新され、EZ Tolerance 解析アプリケーションを実行する必要がありません。
解析形体を作成するには
• をクリックします。
「解析形体を作成」(Create Analysis Feature) ダイアログボックスが開きます。
• 「解析形体名」(Analysis feature name) ボックスで名前を指定します。累積名の右側に
アイコンが追加されます。解析形体がモデルツリーに追加されます。この変換後の有効な形体名では、小文字が大文字になり、スペースがアンダースコアに変換されます。サマリーテーブルの
「解析形体」(Analysis Feature) タブに、解析形体の名前がすべての解析形体パラメータの値とともに表示されます。
| 解析フィーチャーと累積の名前を別個に修正できます。モデルツリーでフィーチャーの名前を変更したり、サマリーテーブルで累積名を変更したりできます。「解析形体」(Analysis Feature) タブの「解析形体名」(Analysis feature name) フィールドで名前を相互に関連付けることができます。 |
モデルツリーでの EZ Tolerance 解析形体の操作
モデルツリーで解析形体に対して次の操作を実行できます。
• 再定義 - 解析形体をクリックしてから
をクリックします。その解析形体に関連する累積詳細テーブルが開きます。
「EZ Tolerance」タブは開かないので、このタブのコマンドは使用できません。
「EZ Tolerance」タブを開くには、 > の順にクリックします。
• 削除 - 解析形体を右クリックしてから「削除」(Delete) をクリックします。これが解析形体を削除する唯一の方法です。
| 解析フィーチャーを削除しても関連する累積は削除されません。累積は「EZ Tolerance」タブでのみ削除できます。ただし、「EZ Tolerance」タブで累積を削除すると、関連する公差解析フィーチャーも削除されます。 |
• 解析形体を右クリックして「パラメータ」(Parameters) をクリックすると、解析形体のパラメータが表示されます。
• 名前変更 - 解析形体を右クリックして「名前変更」(Parameters) をクリックし、解析形体の名前を変更します。
• 抑制 - 解析形体を右クリックしてから
をクリックします。これによって解析形体パラメータの再計算が抑制されます。関連する累積定義に対する変更は制限されません。解析形体が抑制されている場合、その解析形体のパラメータ値は抑制が解除されるまで更新されません。同様に、「解析フィーチャー」(Analysis Feature) タブの累積詳細テーブルに表示されている、抑制されている解析フィーチャーのパラメータの値は、累積に変更が加えられた場合でも更新されません。累積名の横の
アイコンは、そのフィーチャーが抑制されていることを示します。