累積公差の測定
新しい寸法範囲を設定すると、新しいモデルのジオメトリが生成され、これより累積公差、すき間と干渉の計算、質量特性、アセンブリの拘束、測定、参照寸法のような多くのエンジニアリング情報を求められます。
累積公差 (Tolerance stack-up) は、Creo Parametric で部品の特定のフィーチャーやアセンブリメンバーに、公差の付いた寸法が複数使用されたときに生じる、累積した公差です。特定のモデルの累積公差を決めるには、最初に寸法範囲を設定する必要があります。
部品では、選択した寸法に寸法範囲を設定し、アセンブリでは選択したアセンブリメンバーに寸法範囲を設定します。モデルを新しい寸法範囲の設定に基づいて再生すると、「解析」(Analysis) メニューの「メジャー」(Measure) コマンドを使用して、累積公差を計算できます。