スワーフミリングについて
スワーフミリングは異なるタイプのサーフェスミリングで、ツールの側面でカットすることにより一連のサーフェスを加工できます。デフォルト設定では、スワーフミリングからはスライス単位でツールパスが作成され、スライスの形状は加工中の5軸ジオメトリに対応します。必要に応じて、他の形状のスライスを定義できます。
ツールパス上のどの点においても、ツールは加工中のサーフェスに正接するように配置されます。選択した点の数で一連の軸方向を指定すると、デフォルトの軸定義を必要に応じて変更できます。デフォルトの軸定義は、加工済みジオメトリに対応 (軸がサーフェスの境界エッジに沿う) するか、ルールドサーフェスの罫線に沿います。ルールドサーフェスの罫線を無視する場合は、IGNORE_RULINGS パラメータを YES に設定します (デフォルトは NO)。AXIS_DEF_CONTROL パラメータを使用すると、加工するサーフェス間で軸補間を2つのアルゴリズムから選択することもできます。
スワーフミリングでは、通常 (円柱) のツールだけでなくテーパツールもサポートされています。