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CL コマンドの自動配置
「パス再現」(Play Path) ダイアログボックスを使用して、ツールパス沿いの任意の場所にカスタマイズ CL コマンドを挿入できます (詳細については、「関連項目」のリンクを参照してください)。ただし、ツールパスが何らかの理由で変更された場合、カスタマイズされた CL コマンドが間違った場所に置かれる可能性があります。自動コマンド配置機能を使用すると、ツールパス上の特定のイベントの前後に CL コマンドまたはコマンドのブロックを挿入できます (たとえば、各パスの前、あるいは最終リトラクトの後)。また、その後のツールパスの変更に対してもその場所を維持できます。
「ツールパスプロパティ」(Tool Path Properties) ダイアログボックスの「CL コマンド」(CL Commands) タブページでは、カスタマイズされた CL コマンドを挿入できる CL ファイル内の典型的な位置を8つ表示します。
「LOADTL 前」(Before LOADTL) - LOADTL 文の前。
「LOADTL 後」(After LOADTL) - LOADTL 文の後ろ。
「SPINDL 後」(After SPINDL) - SPINDL 文の後ろ。
「FROM 後」(After FROM) - FROM 文の後ろ。このオプションは、「自動コマンド配置」セクションのすぐ上にある「FROM/HOME 文」セクションの「FROM を使用」(Use FROM) チェックボックスをオンにしたときにのみ使用可能になります。
「各パス前」(Before Each Pass) - ツールパス上の各カットパスにアプローチ移動する前。
「各パス後」(After Each Pass) - ツールパス上の各カットパスからリトラクト移動した後。
「最終リトラクト後」(After Final Retract) - ツールパス上の最終リトラクト移動後。このオプションは、「ツールパスプロパティ」(Tool Path Properties) ダイアログボックスの「クリアランス」(Clearance) タブページの「最終引き上げ」(Final Withdrawal) オプションで「なし」(None) が選択されている場合は使用できません。
「GOHOME 後」(After GOHOME) - GOHOME 文の後ろ。このオプションは「自動コマンド配置」セクションのすぐ上にある「FROM/HOME 文」セクションの「GOHOME を使用」(Use GOHOME) チェックボックスをオンにしたときにのみ使用可能になります。
位置ラベルの下にある をクリックし、「CL コマンド」(CL Command) ダイアログボックスを使用すると、ここに挙げたそれぞれの位置に対して CL コマンド、または CL コマンドのブロックを指定できます。指定が終わると、ブロックの最初のコマンドが位置ラベルの下のテキストボックスに表示されます。
CL ファイルを作成するときに必要な位置に指定したコマンドが出力されるようにするには、該当する位置ラベルの横のチェックボックスをオンにします。