情景環境を設定するには
1. 「アプリケーション」(Applications) > 「Render Studio」 > 「パースビュー」(Perspective View) の順にクリックしてモデルをパースビューに設定します。
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HDRI (High Dynamic Range Image) を背景として表示するには、モデルがパースビューになければなりません。
2. モデルの背景として環境を表示するには、グラフィック内ツールバーの「情景背景」(Scene Background) チェックボックスをオンにします。
3. グラフィック内ツールバーの「反射付きシェード」(Shading With Reflections) をクリックして、拡張リアリズムを有効にします。環境がモデルに反射します。
4. 「ビュー」(View) タブで 「情景」(Scenes) をクリックし、ギャラリーで 「情景を編集」(Edit Scene) をクリックします。「情景エディタ」(Scene Editor) ダイアログボックスが開きます。
5. 「背景」(Background) タブをクリックします。
6. リストから「環境」(Environment) をクリックします。
7. イメージのサンプルをクリックするか、「環境」(Environment) タブをクリックします。
8. サムネイルをクリックして、環境イメージを選択または変更します。
9. 次のスライダーを調整します。
「強度」(Intensity) - ライトの強度を制御します。
「彩度」(Saturation) - ライトの彩度を制御します。
「回転」(Rotate) - HDR イメージを軸の回りに回転して反射と背景イメージを調整します。
「高さ」(Height) - モデルを基準にして背景イメージの高さを調整します。
「ズーム」(Zoom) - 背景イメージの拡大率を調整します。
10. フロアの効果を次のように設定します。
選択したフロア平面上にモデルのシャドウを投影するには、「シャドウ」(Shadow) を選択します。
選択したフロア平面上にモデルの反射を表示するには、「反射」(Reflection) を選択します。
11. モデルを基準とした環境イメージの方向を設定するには、「フロア平面」(Floor Plane) リストから平面を選択します。リストで「カスタム」(Custom) を選択した場合、「反射率」(Reflectivity) スライダーと「オフセット」(Offset) ボックスが使用可能になります。
12. をクリックし、平面サーフェスまたはデータム平面を選択します。フロアの方向を反転するには をクリックします。
13. 「反射率」(Reflectivity) スライダーを使用して反射を調整します。
14. 必要に応じて「オフセット」(Offset) ボックスでオフセットを指定します。オフセット値はモデル単位です。
カスタムフロアオフセット
次の表に、ER 内、「情景エディタ」(Scene Editor) > 「環境」(Environment) タブがアクティブになっている場合の ER、およびレンダーモードで、カスタムオフセットがどのように表示されるかを示します。ER モードをオンにするには、表示スタイルとして「反射付きシェード」(Shading with Reflections) を選択します。
ゼロオフセット
ゼロ以外のオフセット
ER (拡張リアリズム) モード
カスタムフロア平面は、データムの色で表示され、カスタムフロアの下からモデルを見たときにのみ可視になります。
カスタムフロアの外観はゼロオフセットのものと同じです。
ER (拡張リアリズム) モード
「情景エディタ」(Scene Editor) ダイアログの「環境」(Environment) タブが選択されます。
カスタムフロア平面が緑色で表示されます。
「レンダー」(Render) タブ
カスタムフロアは表示されません。モデル全体はカスタムフロアの下から見ることができます。カスタムフロアを指定または更新するには、「レンダー」(Render) タブでリアルタイムレンダリングをオフにします。
カスタムフロア設定を保存するには、「情景」(Scene) タブをクリックし、「モデルとともに情景を保存」(Save scene with model) チェックボックスをオンにしてから、モデルを保存します。カスタムフロア設定は情景ファイルに保存されます。情景を変更した場合、カスタムフロアは表示できません。
カスタムフロアを更新するには、 をクリックしてから別の平面を選択します。