ECAD および MCAD の設計者は、Creo View ECAD Compare を使用して 2 つの PCB 設計イテレーションを比較し、増分変更を含む EDMD IDX ファイルを生成することができます。設計者は、ほかの設計者とベースライン IDX ファイルを共有していれば、変更を含んでいる増分 EDMD IDX ファイルをほかの設計者に送ることができます。Creo Parametric では、設計の変更を選択する、または現在の設計とベースラインイテレーションを比較することによって、増分 EDMD IDX ファイルを生成できます。

リアルタイムのシナリオでは、Creo Parametric または ECAD ユーザーは、どちらかの環境の Creo View ECAD で生成された増分 EDMD IDX ファイルを直接ロードすることができます。Creo Parametric または ECAD ユーザーは設計変更を解析し、特定の変更内容を動的に視覚化して、Creo Parametric と Creo View ECAD Validate の間で相互選択することができます。

設計プロセスにマイルストーンを設定し、そこで ECAD 側の *.eda ファイルと MCAD 側の *.eda ファイルを相互に比較します。設計の同期がとれていない場合、Creo View ECAD Compare の増分 EDMD IDX ファイルを使用してファイルを更新することができます。

ファイルは、電子メール、FTP (ファイル転送プロトコル)、または PDM ツール (PDMLink や ProjectLink など) などの方法によって転送できます。

Windchill を使用する場合、Creo Parametric ユーザーは *.idx ファイルを Windchill で直接開くことができます。MCAD および ECAD のどちらのユーザーも、Creo View ECAD Validate を使用して、Windchill からファイルをロードしたり Windchill にファイルを保存することができます。