アセンブリ簡略表示の使用
図面のアセンブリ簡略表示を使ってモデルのリピート領域を制御し、表示上にBOMバルーンを表示することもできます。アセンブリ簡略表示でリピート領域を制御する場合、同一アセンブリの簡略表示はまったく異なるモデルのように作動します。
簡略表示についてレポートを行うリピート領域は、アセンブリではなく、その簡略表示自体についてレポートします。次の点に注意してください。
構成部品をその簡略表示以外のもので置き換えると、アセンブリツリー自体が変化します。
除外された構成部品は、メモリ上にあっても表示されません。
アセンブリリレーション (質量特性を除く) で設定されたパラメータ値は、アセンブリ内のモデルの表示状態を反映します。
リピート領域は、自動的にカレントモデルまたは簡略表示に関連付けられます。
カレントの簡略表示が変わると、リピート領域は常に元の簡略表示の作成時またはロード時の状態と関連付けられます。
リピート領域は、カレントモデルがアセンブリの場合はアセンブリモデルと関連付けられます。
カレントモデルが簡略表示の場合は、簡略表示と関連付けられます。
部品またはサブアセンブリを簡略表示で置き換えた場合でも、アセンブリツリー内の正しい位置に表示されます。
たとえば、アセンブリ内の第 3 レベルの部品を部品簡略表示で置き換えると、レポートは第 3 レベルが置き換わったことを表示します。これは、簡略表示の置き換えにしか適用されません。
図面にパイピング情報を含むテーブル、または部品表を作成すると、テーブルが自動的に更新され、パイピングアセンブリの変更が反映されます。また、図面テーブルをカスタマイズして企業固有の規則を反映させることもできます。