組み合わせステートでのレイヤーステータス
組み合わせステートを使用して図面ビューを作成した場合、図面ビューのレイヤーステータスは、デフォルトで、組み合わせステートで定義されているモデルのレイヤーステータスに設定されます。たとえば、モデル A のレイヤー X の表示ステータスを非表示に設定している場合、モデル A の図面ビューを作成すると、図面レイヤー X の表示ステータスは自動的に非表示に設定されます。したがって、組み合わせステートを使用した新しい図面ビューでは、図面のレイヤーステータスはモデルのレイヤーステータスと同じになります。ただし、組み合わせステートを使用して図面ビューを作成した後でモデルのレイヤーステータスを更新しても、図面のレイヤーステータスは自動的には更新されません。そのような場合、「図面ビュー」(Drawing View) ダイアログボックスで図面ビューに必要な組み合わせステートを再び選択することで、図面のレイヤーステータスを更新します。
1 つ以上の組み合わせステート、つまり保存済みのレイヤーの状態があるモデルについて考えてみましょう。シェード表示スタイルの組み合わせステートを使用して 1 つまたは複数の図面ビューを作成した場合、図面ビュー内の各シェードビューは、モデルの組み合わせステートで定義されているレイヤーの状態に従って表示されます。
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詳細オプション ignore_model_layer status の値を no に設定した場合、図面ビューの作成時に、選択した組み合わせステートとともに保存されているレイヤーステータス情報は無視されます。したがって、図面の各ビューのレイヤーステータスはモデルのレイヤーステータスと同じになります。
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