例: ネストされたリピート領域
1 番目の表は、元のリピート領域の定義点を示します。2 番目の表は、ネストされた領域の選択点を示します。
ネストされたリピート領域のあるテーブルを次の図に示します。領域は重複していません。内側のリピート領域も外側のリピート領域も属性は「重複なし」(No Duplicates) と「フラット」(Flat) を使用して設定されています。
ネストされたリピート領域を含むテーブル
モデルアセンブリ "Main Vessel" がレポートに追加されると、テーブルは次の図のように表示されます。
モデルアセンブリ "Main Vessel" を追加
アイテム名 | サブアイテム名 | 数量 |
---|
LARGE_PIPE | | 1 |
| LARGE_O_RING | 1 |
| LARGE_PLATE | 1 |
| LGE_BOLT | 6 |
| LGE_NUT | 6 |
| MAIN_PIPE | 1 |
SMALL_PIPE_ASSY | | 1 |
| BOLT | 12 |
| LOCK_SCREW | 1 |
| NUT | 12 |
| O_RING | 2 |
| PLATE | 1 |
| SMALL_PLATE | 1 |
SUPPORT_BASE | | 1 |
外側リピート領域のエントリはヘッダー "item name" の下にリストされ、内側リピート領域のエントリはヘッダー "sub-item name" の下にリストされます。アイテム "Support Base" は部品であり、下位アイテムがないのでエントリの下の行は空白になります。内側のリピート領域の最低リピート回数を 0 に設定すると、そのレベルに情報がないときにラインが空欄になるのを防ぎます。
次の図では、内側リピート領域の属性が「重複」(Duplicates) と「フラット」(Flat) に変更されています。下位アイテムに (該当する場合) 複数のエントリがあり、それに対して数量の値はリストされないことに注意してください。
内側リピート領域の属性を「重複」(Duplicates) と「フラット」(Flat) に変更
次の図では、外側リピート領域の属性が「重複なし」(No Duplicates) と「再帰」(Recursive) に変更されています。内側リピート領域の属性は「重複なし/レベル」(No Dup/Level) と「再帰」(Recursive) に変更されています。「重複なし/レベル」(No Dup/Level) の属性を表示するため、この例でのみ部品 "O Ring" がアセンブリ "Large Pipe" に追加されています。"Main Vessel" アセンブリの 2 つのレベル ("Small Pipe" アセンブリと "Large Pipe" アセンブリ) に部品 "O Ring" があります。
外側リピート領域の属性を「重複なし」(No Duplicates) と「再帰」(Recursive) に変更