カスタマイズ BOM バルーンの作成
「テーブルプロパティ」(Table Properties) ダイアログボックスの「BOM バルーン」(BOM Balloons) タブでは、ユーザーが定義したシンボルインスタンスを使用したカスタマイズバルーンを作成できます。カスタマイズシンボルを使ってバルーンを表示する場合は、可変テキストが対応するレポートパラメータで置き換えられます。可変テキストのデフォルト値とレポートシンボルの仕様が同じ場合は、カスタマイズシンボル内にそのレポートシンボルの値が表示されます。
たとえば、可変テキストのデフォルト値が asm.mbr.name の場合、バルーンにそのメンバー名が表示されます。シンボルインスタンス内では、バルーン領域内に表示されているレポートパラメータのみが更新されます。ほかの可変テキストには、そのデフォルト値が表示されます。レポートパラメータがテーブル内に表示されるとともに、可変テキストのデフォルト値として 2 つの特別なキーワードが使用されます。デフォルト数量バルーンと同様に "qty" が数量で置換され、"index" はデフォルトバルーン内のインデックスフィールドとして扱われます。デフォルト値 “index” を持つ可変テキストの場合、可変テキストの値として “rpt.index” が使用されます。
インデックスフィールドに異なるパラメータを指定するには、「BOM バルーン」(BOM Balloons) タブの「選択/変更」(Select/Change) をクリックします。
デフォルト値に "qty" の可変テキストが含まれる場合、カスタムバルーンは数量カスタマイズバルーンと見なされます。
カスタマイズ BOM バルーン引出線
BOM バルーンを配置すると、BOM バルーン引出線は常に最も近くに定義されている接続点に接続されます。左右の引出線が定義されているカスタマイズ BOM バルーンの場合、バルーンを新しい場所にドラッグすると、バルーン引出線は自動的に適切な側に切り替えられます。
Allow Elbow 属性を持つシンボルを使用するカスタマイズ BOM バルーンを定義し、このようなカスタマイズ BOM バルーンを新しい場所にドラッグすると、エルボウと引出線は適切な側に切り替えられます。同様に、シンボルをエルボウの方向に沿ってドラッグして BOM バルーン引出線のエルボウの長さを変更すると、エルボウと引出線は適切な側に切り替えられます。