ハッチングの修正について
詳細ビューおよび部品とアセンブリの 2 次元断面ビューの個々のメンバーのハッチングを次のように修正できます。
アセンブリ 2 次元断面 - アセンブリ 2 次元断面を修正する際は、断面全体、選択した構成部品の断面、選択した領域の断面のいずれかのハッチングを修正できます。
部品 2 次元断面 - 部品 2 次元断面を修正する際は、断面全体または選択した領域の断面のハッチングを修正できます。
フラットサーフェス - それぞれのビューでフラットサーフェスに関連付けられているハッチングを修正できます。ハッチングは、サーフェスを修正した場合は常に対応するサーフェスとのパラメトリック関係を維持し、更新されます。
詳細ビュー - 詳細ビューのハッチングは、親ビューに準拠させることも、親ビューから独立させることもできます。詳細ビューのハッチングを修正するには、詳細ビューを親ビューから独立させる必要があります。
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ハッチングパターンが図面内で重なっている (ハッチングのコスメティックフィーチャー、2 次元断面ビュー、ドラフト断面がどのような組み合わせであっても) 場合は、ハッチング領域にポインタを合わせて右クリックし、「リストから選択」(Pick From List) を選択して、修正するハッチングを選択します。
スマートデフォルトハッチングの使用
アセンブリ 2 次元断面を作成すると、部品に断面の表示を明瞭にする "スマート" ハッチングパターンが自動的に適用されます。スマートデフォルトハッチングでは、モデルサイズに合ったハッチング間隔が適用され、アセンブリの部品ごとに異なった角度が指定されます。スマートハッチングは隣接する部品にランダム化された傾斜角度を使用することで、アセンブリ図面の異なる部品の区別を容易にし、2 次元断面とハッチング付きの図面のクリーンアップに必要な時間を短縮します。
スマートデフォルトハッチングには、次の規則が適用されます。
スマートデフォルトハッチングは、新しく作成された 2 次元断面ビューのみに影響します。前に保存された図面を呼び出すと、スマートハッチングは適用されません。
アセンブリ 2 次元断面では、スマートデフォルトハッチングは間隔と角度に適用されます。部品 2 次元断面では、スマートデフォルトハッチングは間隔にのみ適用されます。デフォルトの角度は部品に対して 45 度です。
スマートデフォルトハッチングを新しく作成した 2 次元断面でオーバーライドするには、新しい図面ビューを作成する前に 2 次元断面パラメータ default_xhatch_spacingdefault_xhatch_angle を定義します。ほかの周囲部品の未定義 2 次元断面は、これに対応して調節されます。
スマートデフォルトハッチングは、ビューのハッチングプロパティを修正した後は有効でなくなります。
図面モードで行った修正は、部品モードおよびアセンブリモードでは表示されません。
パラメータを使用したハッチングの間隔と角度の制御
パラメータを設定して、新しく作成したオフセット 2 次元断面のハッチングの、デフォルトの間隔と角度を制御できます。表示を制御するには、数値パラメータ default_xhatch_spacing および default_xhatch_angle を設定します。これらのパラメータは、新しい 2 次元断面のみに影響します。部品またはアセンブリで以前に作成された 2 次元断面には影響しません。