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オフラインワークスペースについて
サーバーに接続していないときにオフラインで作業をして、ワークスペースにアクセスし続けることができます。「サーバー管理」(Server Management) ダイアログボックスで「サーバー」(Server) > 「オフライン作業」(Work Offline) の順にクリックすることで、オフラインで作業できます。サーバーとの接続を解除すると、デフォルトでワークスペースはオフラインになります。
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オフライン作業は Windchill サーバーのバージョン 8.0 以降を使用する場合にのみ可能です。
オフラインのワークスペースで、ローカルワークスペースのキャッシュにダウンロードまたはチェックアウトしたアイテムのジオメトリを引き続き修正できます。「ファイル」(File) > 「開く」(Open) の順にクリックするか、フォルダナビゲータでワークスペースをクリックすることで、ワークスペースのオブジェクトにアクセスできます。オフラインのワークスペースではワークスペースのユーザーインタフェースを使用できません。
「ファイル」(File) メニューの次の Creo メニューコマンドは使用できません。
「チェックアウト」(Check Out)
「チェックアウトを解除」(Undo Check Out)
「チェックイン」(Check In)
「更新」(Update) (「カレント」(Current) または「すべて」(All))
「保存してアップロード」(Save and Upload)
オフラインで作業する場合、以下の点を考慮する必要があります。
ワークスペースのサーバー側のアイテムを誤って削除してしまった場合、サーバーに再接続したときに、キャッシュ内のすべてのアイテムをワークスペースに戻すことができます。
キャッシュのしきい値を超えた場合、知らない間にキャッシュからコンテンツが除去されることがあります。コンテンツが除去されてオフラインに切り替わった場合、コンテンツがないのでアイテムを読み込むことができません。このため、キャッシュのしきい値を監視して正しく設定する必要があります。
使用している Windchill PDM システムによっては、Creo アプリケーションのロックライセンスが必要な場合があります。Creo アプリケーションのクライアントがライセンスサーバーからそのライセンスを取得する場合、ライセンスサーバーとの接続が失われると、Creo アプリケーションの応答がなくなります。Creo アプリケーション用の Windchill サーバーへのネットワーク接続が頻繁に切断される場合、Creo アプリケーションのロックライセンスを使用する必要があります。
サーバーまたはネットワークに障害が発生してワークスペースがオフラインになったときは、オンラインのままでいることを明示的に選択できます。
サーバーがオフラインになると、Creo アプリケーションは新規作成された CAD モデル、またはディスクドライブから開いたモデルに自動生成された番号を取得できません。設計セッションはオフラインのままなので、新しいモデルの名前を手動で指定する必要があります。
サーバーに接続していない状態でサーバー側のワークスペースを修正した場合、再接続したときに、ローカルキャッシュ内のアイテムは上書きされず、ワークスペースをサーバー側の変更と同期化するかどうかを選択できます。
サーバーに接続していない状態で CAD モデルを作成または修正した場合、再接続したときに、同期化プロセスによってこれらのモデルはサーバー側のワークスペースに登録されます。
ステータス列には、ワークスペースのキャッシュとサーバー側のワークスペースの間の不整合についての警告が表示されます。たとえば、次のような状態が報告されます。
CAD ドキュメントマスターが削除された。
既存のアイテムと名前が矛盾する、つまりキャッシュ内のワークスペースアイテムが新しい。
アイテムが (サーバー側の) ワークスペースから除去された。
アイテムのモデル属性 (名前やライフサイクルなど) が変更された。
CAD ドキュメントのイテレーションまたはバージョンが削除された。
ネットワーク接続が切断されている間に Creo アプリケーションを終了し、ネットワーク接続が回復する前に Creo アプリケーションを再起動した場合、キャッシュにアクセスできなくなります。キャッシュ内のアイテムにアクセスするためには、接続が回復するまで待つ必要があります。