ATB 使用のニュートラルファイルフォーマットについて
ニュートラルファイルフォーマットのインポートプロファイルと「新規モデルインポート」(Import New Model) および「ファイル」(File) ダイアログボックスでは、「ATB を有効化」(Enable ATB) オプションがデフォルトでオンになっています。したがって、部品とアセンブリのニュートラルモデルは Associative Topology Bus (ATB) 機能とともに変換イメージモデル (TIM) としてインポートされます。
TIM としてインポートされたニュートラル部品とニュートラルアセンブリには次の標準 ATB コマンドを使用できます。
• 「ステータスをチェック」(Check Status) - TIM のステータス (最新または古い) をチェックします。
• 「更新」(Update) - "古い" と識別された TIM を更新します。
• 「リンクを変更」(Change Link) - TIM のリンクを変更します。
• 「独立化」(Make Independent) - TIM と元の参照モデルの間の関連を解除します。
ニュートラル TIM 部品、または複数のソリッドボディが含まれている部品構成部品から成る TIM アセンブリを更新した場合、TIM 内のソースモデルのボディ構造が次のように維持されます。
• ソース部品とアセンブリ構成部品にソリッドボディが追加された場合、関連更新によって TIM 部品とアセンブリにソリッドボディが追加されます。単一ボディから成る部品または構成部品が更新されて 2 つ以上のソリッドボディが含まれるようになります。
• ソース部品/構成部品モデルから空のボディまたはソリッドボディが除去された場合、更新によって TIM 部品または構成部品から空のボディまたはソリッドボディが除去されます。1 つのボディを除くすべてがソース部品から除去された場合、更新後、複数のソリッドボディが含まれていた部品または構成部品にはボディが 1 つだけ含まれるようになります。
• ソース部品または構成部品からすべてのソリッドボディが除去された場合、更新によって TIM 部品または構成部品からすべてのソリッドボディが除去されます。
• ソースモデルのソリッドボディに開いたキルトや閉じたキルトなどのジオメトリが追加された場合やソースモデルのソリッドボディから開いたキルトや閉じたキルトなどのジオメトリが除去された場合、TIM 部品または構成部品の対応するソリッドボディが更新されて、追加されたジオメトリが取り込まれるか、除去されたジオメトリが除外されます。
• 複数のソリッドボディを含む部品である交差構成部品またはフレキシブル構成部品がソースアセンブリから除去された場合、TIM アセンブリが更新されて、交差構成部品またはフレキシブル構成部品がないアセンブリになります。
ソースモデルで空のボディまたはソリッドボディが追加または除去されたかにかかわらず、ATB 更新によって、ソースモデル内と TIM 部品および構成部品内のボディが同じ数に維持されます。関連更新によってソリッドを構成するジオメトリが除去された場合、関連更新の後、空になったソリッドボディは TIM 部品または構成部品から除去されません。モデルのアソシエティビティ、ジオメトリ参照、およびサーフェス、エッジ、キルト、カーブ、データムフィーチャーなどのエンティティの ID は維持されます。