構成部品の配置について
構成部品を隣接オブジェクト (構成部品またはアセンブリフィーチャー) の相対位置に配置した場合、アセンブリ拘束に違反しない限りにおいて、隣接オブジェクトを移動または変更すると構成部品の位置が更新されます。これはパラメトリックアセンブリと呼ばれます。
アセンブリに構成部品を追加するには、 をクリックします。「ファイルを開く」(File Open) ダイアログボックスで必要な構成部品を選択するか、ファイルブラウザからアセンブリに構成部品をドラッグします。
構成部品はいくつかの方法で配置できます。
配置定義セットを使用する
自動配置する
構成部品の配置は配置定義セットに基づいて行われます。これらのセットによって、構成部品とアセンブリとの関連と相対位置が決まります。これらのセットにはユーザー定義セットとシステム定義セットがあります。ユーザー定義の拘束条件セットには、0 以上の拘束条件があります (パッケージ構成部品には拘束条件がない場合があります)。システム定義の拘束条件セットでは、拘束条件の数が事前に定義されています。
アセンブリへの構成部品の配置は、すべての定義セットの拘束条件によって決まります。1 つの拘束条件セットによって、1 つの構成部品の配置を定義することができます。1 つのセットの拘束条件が別のセットの拘束条件と矛盾する場合、配置ステータスは無効になります。配置ステータスが有効になるまで、拘束条件を再定義、無効化、または除去する必要があります。
ユーザー定義の拘束条件セットでは拘束条件を自由に追加および削除でき、定義済みの拘束条件はありません。各タイプのシステム定義の拘束条件セット (結合とも呼ぶ) では、拘束条件の数が事前に定義されています。
拘束条件セットは無効化することができます。また、さまざまな配置オプションを作成するために、別の拘束条件セットを作成することができます。
拘束条件セットはモデルツリーの「配置」(Placement) フォルダに表示されます。拘束条件セットは定義された順序で階層に表示されます。拘束条件のアイコンは「構成部品配置」(Component Placement) タブのアイコンと同じです。セットが 1 つだけ定義されている場合、拘束条件のみが表示されます。「配置」(Placement) フォルダを表示するには、モデルツリーの「配置フォルダ」(Placement folder) フィルタをアクティブ化する必要があります。
デフォルトでは、新たに作成された構成部品の配置参照はバックアップされません。この処理を変更するには、コンフィギュレーションオプション placement_references_backup_default_settingyes に設定します。