デフォルトのインタフェース
Creo Simulate では、部品モデルとアセンブリモデル内の一致するサーフェスまたは構成部品のデフォルトの状態を指定できます。これらをマージしたり、フリーの状態のままにしたり、これらの間に接触を作成したりすることができます。
Creo Simulate でモデルを初めて開くと、「モデル設定」(Model Setup) ダイアログボックスが自動的に開きます。それ以外の場合は、「編集」(Edit) > 「モデル設定」(Model Setup) の順に選択して「モデル設定」(Model Setup) ダイアログボックスを開きます。
モデルのデフォルトのインタフェースタイプを選択します。次のインタフェースタイプの中から選択できます。
メッシュ作成および解析の際には、一致するサーフェスまたは構成部品を接続するインタフェースが Creo Simulate によって自動的に作成されます。ただし、Creo Simulate でデフォルトのインタフェースにはメジャーは作成されません。
FEM モードで
「メッシュ」(Mesh) >
「ジオメトリをレビュー」(Review Geometry) の順に選択するか、ネイティブモードで
「AutoGEM」 >
「ジオメトリをレビュー」(Review Geometry) の順に選択して
「シミュレーションジオメトリ」(Simulation Geometry) ダイアログボックスを開き、各種インタフェースをプレビューします。
Creo Simulate によってアセンブリでインタフェースがどのように使用されるかについては、
優先度規則を参照してください。
Wildfire 4.0 より前のリリースで保存されたモデルを開くと、Creo Simulate で以下のガイドラインに従ってデフォルトのインタフェースが設定されます。
• Wildfire 3.0 および Wildfire 2.0 より前のネイティブモードでは、モデルにデフォルトのインタフェースタイプを設定することはできません。そのようなモデルを Pro/ENGINEER Mechanica Wildfire 4.0 以降で開いた場合、デフォルトのインタフェースタイプは「結合」(Bonded) になります。
• Wildfire 3.0 および Wildfire 2.0 より前の FEM モードでは、デフォルトのインタフェースタイプを設定できます。Pro/ENGINEER Mechanica Wildfire 4.0 以降でそのようなモデルを開いた場合、モデルのデフォルトのインタフェースタイプは、Wildfire 3.0 で設定されているものと同じタイプになります。
• Wildfire 3.0 または Wildfire 2.0 でデフォルトのインタフェースとして「フリー」(Free) を使用している場合、Wildfire 4.0 では 2 種類のデフォルトのインタフェースが作成されます。Structure モジュールではデフォルトのインタフェースが「フリー」(Free) になり、Thermal モジュールではデフォルトのインタフェースが「断熱」(Adiabatic) になります。
• Wildfire 2.0 より前のリリースで保存されたモデルを Wildfire 4.0 以降で開くと、デフォルトのインタフェースタイプは「結合」(Bonded) に設定されます。