シミュレーション
>
Structure 問題および Thermal 問題のモデリング
>
結合
>
ファスナー
>
ファスナーの作成
>
ばね剛性特性を使用したファスナーの定義
ばね剛性特性を使用したファスナーの定義
ファスナー剛性を定義するときに
「ばね剛性特性を使用」(Using spring stiffness property)
オプションを選択すると、
「ファスナー定義」(Fastener Definition)
ダイアログボックスに
「ばね特性」(Spring Property)
リストが表示されます。定義済みのばね特性を選択するか、
「詳細表示」(More)
をクリックして、
ばね特性
を新規作成するか既存の特性を編集します。
ファスナーの定義にこの方法を選択すると、
Creo Simulate
でばね特性が使用されてファスナーがモデル化されます。選択または作成したばね特性に指定されているすべての剛性項を使用して、ばねの剛性が計算されます。次の図で、ばねの X 方向はファスナーの軸方向です。Kxx はファスナーの軸方向の引張り剛性です。Kyy と Kzz はせん断剛性特性です。Txx はねじれ剛性、Tyy と Tzz は曲げ剛性特性です。
1.
Kxx - ファスナーの軸方向の引張り剛性。
2.
Kyy - せん断剛性
3.
Kzz - せん断剛性
4.
Txx - ファスナーのねじれ剛性。
5.
Tyy - 曲げ剛性
6.
Tzz - 曲げ剛性
ファスナーを作成するときに選択または定義したばね特性では、Kyy = Kzz であることが必要です。
「ファスナー定義」ダイアログボックス - シェルの結合
または
「ファスナー定義」ダイアログボックス - ソリッドの結合
に戻る