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永久およびセッションベースのコンフィギュレーションファイル
Creo Parametric は、永久ファイルとセッションベースファイルという、2 つの異なるタイプのコンフィギュレーションファイルをサポートしています。どちらのコンフィギュレーションファイルでもセッションを制御でき、希望に応じてどちらかを自由に選択できます。以下は、2 つのファイルの相違点です。
永久コンフィギュレーションファイル - このタイプのコンフィギュレーションファイルは、通常、コンフィギュレーションファイルオプションについてと呼ばれますが、別の名前を付けることもできます。ファイルにどのような名前を付けるかにかかわらず、ファイルを認識できるように .pro という拡張子を使用することをお奨めします。
 
*注記 コンフィギュレーションファイルに config.pro 以外の名前を付けると、このファイルは Creo Parametric の起動時に自動的に参照されないため、セッションの開始後に「オプション」(Options) ダイアログボックスを使用して、ファイルを明示的に指定する必要があります。
Creo Parametric を起動すると、ワーキングディレクトリで config.pro ファイルがサーチされます。このファイルが見つかった場合、セッションの開始時に、ファイルに含まれる設定が自動的に参照されます。Creo Parametric がワーキングディレクトリで config.pro ファイルを見つけられなかった場合、ホームディレクトリ、Creo Parametric ロードポイントの順にサーチが継続されます。これらの場所にも config.pro ファイルが見つからない場合、デフォルトのコンフィギュレーションオプション設定が Creo Parametric によって自動的に適用されます。コンフィギュレーションオプションを変更した場合には必ず、オプションを config.pro ファイルに保存するよう求められます。
セッションベースのコンフィギュレーションファイル - このタイプのコンフィギュレーションファイルは、current_session.pro と呼ばれ、カレントセッションでのみ使用する予定のコンフィギュレーションオプションを含みます。このファイルに入れるすべての設定は一時的なものとして扱う必要があります。Creo Parametric では、セッションの終了後、current_session.pro ファイルの内容が無視されます。新しいコンフィギュレーションオプション設定をこのファイルに保存した場合、過去の内容がすべて上書きされます。
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