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工具のカッティングデータを指定するには
この手順では、送り、速度、軸および放射状深さなどを材料タイプと条件に基づいて、工具にカッティングデータを関連付ける方法を説明します。これで、工具用に提供されているカッティングデータを使用して、製造パラメータ値を設定できます。値を入力する代わりに、外部工具データベースにアクセスし、工具のカッティングデータをインポートできます。詳細については、「関連項目」のリンクを参照してください。
 
*注記 ツール用にカッティングデータを指定できるようにするには、材料ディレクトリ構造を最初に設定する必要があります。
1. 「工具設定」(Tools Setup) ダイアログボックスの「カットデータ」(Cut Data) タブをクリックします。
2. 「素材材料」(Stock Material) リストから素材を選択します。このリストはファイル mfg_wp_material_list.xml の材料リストに対応しています。デフォルト値として表示されている値は、「オペレーション設定」(Operation Setup) ダイアログボックスで指定した材料の値です。
3. 荒削りおよび仕上げカッティングには別のデータを指定できます。「アプリケーション」(Application) を選択します。「荒削り」(Roughing) または「仕上げ」(Finishing) を選択します。
4. 「速度」(Speed)「送り」(Feed)「軸の深さ」(Axial Depth)、および「半径の深さ」(Radial Depth) テキストボックスにそれぞれ希望の値を入力します。各テキストボックスの右にあるリストを使用すると、必要に応じて単位を変更できます。「プロパティ」(Properties) グループの該当するオプションを選択して、アメリカ式単位系とメートル式単位系の間で単位を切り替えることもできます。これにより、単位のリストで使用できるオプションが変わります。
5. 2 つ目のアプリケーションについて手順 3 と 4 を繰り返します。
6. この工具を使用して別の材料をカットする場合、手順 2 から 5 を繰り返します。
7. 「その他のデータ」(Misc Data) グループで「クーラントオプション」(Coolant Option)「クーラントの圧力」(Coolant Pressure)「スピンドル方向」(Spindle Direction) などその他のパラメータを指定します。
8. 工具を保存します。Creo NC でカッティングデータが工具パラメータファイル <name>.xml (ここで <name> は工具の名前) に保存されます。