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プリント可能性の検証を実行するには
以下のアイテムのプリント可能性を検証できます。
薄ウォール
狭いギャップ
格子溶け込み
狭いギャップまたは薄ウォールの検証
1. 「トレイ」(Tray) タブで、「プリント可能性の検証」(Printability Validation) の横にある矢印をクリックし、実行する解析をクリックします。
「薄ウォールを検証」(Validate Thin Walls)
「狭いギャップを検証」(Validate Narrow Gaps)
「プリント可能性の検証」(Printability Validation) ダイアログボックスが開き、選択した検証解析が表示されます。
2. プリント可能性を検証する部品を選択するには、グラフィックウィンドウで部品をクリックします。部品が「参照」(Reference) コレクターに追加されます。
3. 最小値と許容値を定義します。
4. 「計算」(Compute) をクリックします。解析が実行されます。
5. 検証解析が終了すると、検証のダイアログボックスおよびグラフィックウィンドウのパネルに結果が表示されます。
プリント可能性に違反がない場合は、このまま 3D プリントに進むことができます。
プリント可能性に違反がある場合は、定義した最小値が適用されていない領域がグラフィックウィンドウでハイライトされます。
6. 問題点をハイライトし、関連するジオメトリにフライスルーするには、検証結果のダイアログボックスで部品をダブルクリックします。
7. プリント可能性の検証解析結果に基づいて、次のいずれかの操作を実行できます。
Creo Parametric または Creo Direct でプリント可能性の問題を修正する。
問題を無視する。この場合、希望どおりのプリント結果にならない可能性があります。
格子溶け込みの検証
格子がソリッドボディに溶け込んでいることを検証します。
1. 「トレイ」(Tray) タブで、「プリント可能性の検証」(Printability Validation) > 「格子溶け込みを検証」(Validate Lattice Penetration) の順にクリックします。解析が実行されます。
2. 解析の実行が終了すると、メッセージが表示されます。
プリント可能性の問題が見つからない場合は、このまま 3D プリントに進むことができます。
格子の解像度と溶け込み深さが一致していない場合は、一致していない格子フィーチャーのリストを示すメッセージが表示されます。
不一致を修正するには、溶け込み値を変更します。これを行うには、「トレイ」(Tray) > 「準備」(Preparation) > 「格子溶け込み」(Lattice Penetration) の順にクリックし、新しい値を入力します。