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リレーションエラー
リレーションを追加または編集した後に「OK」をクリックして「リレーション」(Relations) ダイアログボックスを終了すると、Creo Parametric によってリレーションの有効性が確認されます。エラーが検出されると、Creo Parametric でエラーのあるリレーションにフラグが付くので、そのエラーを訂正できます。
Creo Parametric で検出されるエラーのタイプには次のものがあります。
長い行 - 引用符の内側の文字の文字数が対象になります。リレーション行には 80 文字の制限があります。制限を超えると、文字の行の長さが超過していることを示すエラーが表示されます。
長いシンボル - 引用符の外側の文字はシンボルと見なされます。シンボル名には 31 文字の制限があります。制限を超えると、シンボルの行の長さが超過していることを示すエラーが表示されます。
構文解析エラー - パラメータが定義されていないなど、構文解析エラーが発生しました。
 
*注記 拘束違反は、このエラーチェックでは検知されません。連立リレーションが収束しない場合、警告がメッセージ領域に表示されます。閉じていない連立リレーションを検知すると、エラーメッセージがリレーションの最終行の後の空行に表示されます。
循環リレーションの回避
次のような循環リレーションを間違って作成することがあります。
d0 = d1
d1 = d0
リレーションを並べ替えると、並べ替えユーティリティが循環リレーションを検出し、警告を表示します。ただし、前述のリレーションは、連立方程式の一部としては間違いではありません。
次の循環リレーションの例では、リレーションの入力時にシンボルを間違って再定義することがあることを説明します。
d0 = d1
...
d0 = 2*d1
これらのリレーションは順序に依存しており、並べ替えることができません。警告が表示されます。