軸表示オプション
詳細オプション axis_interior_clipping を no に設定することにより、軸表示を次の 3 種類の ANSI Y14.2M 規格に準拠するように設定できます。
• 線の開始と終了点は鎖線
• 互いに垂直な中心線は短線で交差
• 極端に短い中心線は破線なし
CTRLFONT に設定した軸は、実際は方向に従って CTRLFONT_S_L または CTRLFONT_L_L として表示されます。このような軸は、line_style_length を CTRLFONT ではなく、CTRLFONT_S_L または CTRLFONT_L_L に設定することで制御できます。ビューに垂直な軸を制御するには line_style_length を CTRLFONT_S_L に設定し、ビューに平行な軸を制御するには CTRLFONT_L_L に設定します。
このオプションにより軸表示は次のようになります。
• 画面に平行な軸は、1 本の線で中心線のラインフォントで表示され、先頭と終わりは長いダッシュで描かれます。
• 画面に垂直な軸は 2 本の線で表示され、それぞれ 2 つのセグメントで描かれます。
• 互いに垂直な鎖線は短線で交差します。
• 短かすぎる軸はすべて実線フォントで表示されます。
詳細オプション radial_pattern_axis_circle を使って、放射状パターンフィーチャーで画面に垂直な回転軸の表示モードを設定できます。このオプションを yes に設定すると、円形の共通軸が表示され、軸線は回転パターンの中心を通ります。ただし、これは「寸法パターン」(Dim Pattern) コマンドを使用して作成するパターンでのみ機能します。
この詳細オプションを yes に設定した場合、以下の制限事項があります。
• 「モデルアノテーションを表示」(Show Model Annotations) ダイアログボックス (
「アノテーション」(Annotate) タブで
「アノテーション」(Annotations) グループ内の
「モデルアノテーションを表示」(Show Model Annotations) をクリック) を使用して表示した円形の共通軸を移動、クリップしたり、その線種を変更したりすることはできません。
• クリップされたビューでは、ビュー境界の内側にある円や線の部分だけが表示されます。
• グループフィーチャーの放射状パターンは使用できません。
• 参照パターンの放射状パターン軸の円は表示できません。