検証結果を確認して断面プロファイルを修正するには
1. フィーチャー作成ウィザードの「断面プロファイル」(Section Profile) で、断面プロファイルを定義するエンティティを選択します。
◦ 断面プロファイルが自動的に検証されます。
◦ 「断面プロファイルの検証」(Section Profile Validation) に、検証結果が次のように表示されます。
- 成功
- 失敗
| 注記 断面プロファイルを定義するエンティティを選択しない場合、 「断面プロファイルの検証」(Section Profile Validation) には検証結果として「 No Section Profile Selected」と表示されます。 が表示され、次へ進むボタン ( ) は使用できません。 |
◦ 以下のオプションがあります。
-
「断面プロファイルの検証」(Section Profile Validation) ダイアログボックスが開き、検証チェックと個々の検証結果のリストが表示されます。検証に失敗した断面プロファイルを修正するためのオプションも用意されています。
- フィーチャー作成ウィザードの次の画面に進みます。
| 注記 検証に失敗した場合にはこのボタンを使用できません。 |
2. をクリックします。
「断面プロファイルの検証」(Section Profile Validation) ダイアログボックスが開き、断面プロファイルに対して実行された検証チェックのリストが
「検証チェック」(Validation Check) 列に表示されます。各チェックの結果 (成功または失敗) が
「結果」(Result) 列に表示されます。
3. 「断面プロファイルの検証」(Section Profile Validation) に検証結果が「失敗」(
Failed) と表示され、
も表示されている場合、
「検証チェック」(Validation Check) 列で失敗した検証チェックを選択します。
◦ 断面プロファイルが図面上で赤色でハイライトされます。
◦ 選択した失敗した検証チェックに基づいて、1 つまたは複数の開いたループの終点など、エラーの状況が黄色でハイライトされます。
◦ 「新しいエンティティを維持」(Retain new entities) オプションが使用可能になります。
4. 「断面プロファイル修復オプション」(Section profile fix options) で、エラー状態に適した修正を行う次のいずれかのオプションを選択します。
◦ 「閉じる」(Close) - 開いたループを閉じて、1 つまたは複数の有効な閉じたループを形成します。
◦ 「トリム」(Trim) - エンティティを延長またはカットしてループを閉じます。
◦ 「分割」(Divide) - 交差するエンティティを交点で分割します。
◦ 「除去」(Remove) - 断面プロファイルからエンティティを除去します。除去するエンティティを図面またはリストから選択できます。
◦ 「回転」(Revolve) - 回転軸の両側にあるエンティティを残します。「サイド 1」(Side1)、「サイド 2」(Side2)、「自動修正」(Fix) を使用できます。
「サイド 1」(Side1) または「サイド 2」(Side2) をクリックし、エンティティを残す回転軸の側を指定します。回転軸の指定した側にあるエンティティが黄色でハイライトされます。
「新しいエンティティを維持」(Retain new entities) を選択できるのは、「プリファレンス」(Preferences) ダイアログボックスの「詳細エンティティを断面プロファイル修正で作成」(Create detail entities in section profile fix) がすでに選択されている場合だけです。
5. 「分割」(Divide) オプションを使用して作成されたエンティティなど、図面ビュー、図面シート、断面プロファイルに作成された新規エンティティを永久に残すには、「新しいエンティティを維持」(Retain new entities) をクリックします。
「新しいエンティティを維持」(Retain new entities) を選択していない場合、作成されたエンティティは断面プロファイル修正中は断面プロファイル上に一時的にのみ残り、後から破棄されます。このようなエンティティは、断面プロファイル修正後にビューや図面シート上に永久に残ることはありません。
◦ 断面プロファイルが自動的に再検証されます。
◦ 再検証に成功した場合、「結果」(Result) 列の結果のステータスが「検証の確認」(Validation Check) 列のチェックを反映して「失敗」(Failure) から「成功」(Success) に更新されます。
6. 「自動修正」(Fix) をクリックして、断面プロファイルの修正結果と再検証結果を確認します。
7. 「閉じる」(Close) をクリックします。フィーチャー作成ウィザードに戻ります。
が使用可能になり、フィーチャー作成を続行できます。断面プロファイルが黄色でハイライトされます。