NC アセンブリでのマルチボディ部品の使用
NC アセンブリでは、マルチボディ部品がサポートされています。NC アセンブリでは、マルチボディ部品を含む参照モデルをアセンブリできます。マルチボディ部品のアセンブリは、
「マージ参照モデル」(Merge Reference Model) または
「継承参照モデル」(Inherit Reference Model) オプションを使用して実行できます。ただし、継承またはマージした後、部品にはボディが 1 つだけ表示されます。このプロセスでは、複数のボディが 1 つのボディに変換されるので、データは失われません。
マルチボディ部品を操作する際には、以下の制限事項を考慮してください。
• 製造では、単一ボディのワークピースのみがサポートされています。
単一ボディのワークピースをマルチボディのワークピースに変換する際、製造フィーチャーは、そのフィーチャーを再生するか、
「定義を編集」(Edit Definition) を使用すると、失敗します。
| • 製造フィーチャーがワークピースまたはワークピースジオメトリを参照している場合は、 「再生」(Regenerate) または 「再生マネージャ」(Regeneration Manager) を使用してフィーチャーを再生できます。 • 製造フィーチャーがワークピースまたはワークピースジオメトリを参照していない場合は、モデルツリーの 「ここに挿入」(Insert Here) を使用するか、モデルプレーヤーを使用して、再生を強制します。 |
• 製造では、単一ボディのソリッド工具または切削工具アダプタのみがサポートされています。シーケンスで使用されている単一ボディの工具または切削工具アダプタがマルチボディに変換されるときに、フィーチャーが再生されたり、
「定義を編集」(Edit Definition) を使用したりすると、関連するシーケンスが失敗します。
| 再生を強制するには、モデルツリーの 「ここに挿入」(Insert Here) を使用するか、モデルプレーヤーを使用します。 |
• 作図ボディを操作する際には、以下の情報を考慮してください。
◦ 作図ボディは存在しないボディと見なされるため、ツールパス計算で無視されます。
◦ スマートフィルタで「ボディ」(Body) を使用した作図ボディの選択はサポートされていません。
◦ サーフェスが加工参照として使用されている加工ステップでの作図ボディのサーフェスの選択はサポートされていません。
◦ エッジが加工参照として使用されている加工ステップでの作図ボディのサーフェスの選択はサポートされていません。
◦ 作図ボディはチェックサーフェスと見なされません。
◦ 作図ボディでは工具の干渉は検出されません。
◦ 作図ボディは「材料除去シミュレーション」(Material Removal Simulation) では表示されず、考慮されません。
◦ ボディを作図ボディとして設定または設定解除するとき、再生は自動的にトリガーされません。作図ボディを考慮または無視するには、作図ボディを参照する NC フィーチャーを再定義するか、再生を強制する必要があります。
◦ 1 つ以上のボディを作図ボディとして定義する場合、すべてのボディまたはマルチボディ参照部品を使用して作成された既存のミルボリューム、ミルウィンドウ、またはターンプロファイルが自動的に再生されます。再生を強制するには、
「定義を編集」(Edit Definition) を使用します。または、モデルツリーの
「ここに挿入」(Insert Here) を使用するか、モデルプレーヤーを使用して、再生を強制します。
• 複数のボディにまたがるサーフェスの選択はサポートされていません。
• 格納ループまたは閉じたループの形式による、複数のボディにまたがるエッジの選択はサポートされていません。
• 回転荒削りシーケンスと回転仕上げシーケンスで部品が選択されているとき、作図ボディが原因で軸方向の制限と半径方向の制限が変わることはありません。これらの制限は、最も外側のサーフェスに基づいて計算されます。これらのサーフェスには作図ボディサーフェスが含まれていることがあります。
• ターンプロファイルには以下の制限があります。
◦
「サーフェス」(Surface) を使用したターンプロファイルの作成は、単一ボディのサーフェスでのみ可能です。
◦
「2 次元断面」(Cross Section) を使用してターンプロファイルを作成する際には、以下を考慮してください。
▪ 2 次元断面でのターンプロファイルの作成は、単一参照ボディまたは単一参照部品からのみ可能です。
▪ マルチボディ参照部品を選択する場合、ターンプロファイルは最大半径を持つボディに作成されます。
▪ 単一ボディを選択する場合、ターンプロファイルは選択したボディに直接作成されます。
▪ 複数のボディを選択する場合、ターンプロファイルは作成されません。
◦
「チェーン」(Chain) を使用したターンプロファイルの作成は、単一参照ボディのカーブまたはエッジでのみ可能です。
• 回転荒削り HSM シーケンス、回転仕上げ HSM シーケンス、自動バリ取り HSM シーケンス、およびアンダーカット加工 HSM シーケンスの参照として、部品または単一ボディを選択できます。
• 素材境界フィーチャーに対して選択できるのは、単一ボディのワークピースモデルのみです。
• ミルボリュームをトリムするとき、単一部品または単一ボディを選択できます。
• 穴あけ加工シーケンスでは、部品の選択のみがサポートされています。ボディの選択はサポートされていません。