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EZ Tolerance Analysis の機能強化: 不等分配輪郭度公差のサポート
Creo Parametric 11.0.0.0
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説明
EZ Tolerance Analysis で、ASME と ISO 両方の GPS モデルについて不等分配輪郭度公差がサポートされるようになりました。次のタイプの幾何公差でこれらの指定がサポートされます。
面の輪郭度
線の輪郭度
不等分配輪郭度は、EZ Tolerance Analysis の累積ユーザーインタフェースからフィーチャーに直接定義することも、セマンティック参照が定義されている既存の幾何公差からリンクされたアノテーションとして検証することもできます。不等分配輪郭度によって使用されている値は累積解析計算で使用され、結果に表示されます。
不等分配輪郭度公差は、ASME と ISO では異なる方法で示され、適切な構文も異なります。ASME では、この指定はⓊシンボルで示されますが、ISO では、この指定は指定済み公差域オフセットと呼ばれ、UZ いう文字で示されます。
以下の表で、この指定が ASME の場合と ISO の場合にどのように使用されるかを、例を挙げて説明しています。
この ASME の例では、輪郭度公差域は材料の外側が 0.1、サーフェスの内側が 0.2 になるようにシフトしています。
この ISO の例では、輪郭度公差域の中心がサーフェスの材料の外側に 0.15 シフトしています。
利点
この機能強化により、不等分配輪郭度を持つモデルを 1D 累積解析で検証できるようになり、ASME/ISO 詳細規格への準拠が強化されました。
追加情報
ヒント:
なし。
制限事項:
既知の制限事項はありません。
これは、既存の機能からの置き換えですか?
いいえ。
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション:
なし。
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