パフォーマンスレポート
Creo Parametric 11.0.0.0
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説明
Creo 11 ではパフォーマンスレポートが導入されました。部品とアセンブリの再生パフォーマンスを「パフォーマンスレポート」(Performance Report) ツールで確認できるようになりました。「計算」(Compute) をクリックすると、アクティブなウィンドウ内の部品またはアセンブリが完全に再生され、結果の再生時間がレポートされます。デフォルトでは、構成部品とフィーチャーのリストは再生時間によって並べ替えられます。これにより、リストの最上部で最も影響が大きいアイテムを簡単に見つけることができます。構造化ビューでサブアセンブリと部品を展開してそのコンテンツの合計を表示できることに加え、フラットリストビューに各フィーチャー、部品、構成部品の概要が表示されます。構造化リストとフラットリストの両方をサーチできます。さらに、「統計」(Statistics) タブに、関連するパフォーマンスコンテンツのサマリーが表示されます。
以下の図は、「計算」(Compute) をクリックした後の「パフォーマンスレポート」(Performance Report) の「再生」(Regeneration) タブを示しています。
以下の図は、レポート内のアイテムのフラットリスト、モデル内の各タイプのアイテム数の統計、リストにアイテムを表示するときに使用可能なフィルタを示しています。
利点
部品やアセンブリを操作するときに、選択した部品またはアセンブリ内のフィーチャーと構成部品が再生パフォーマンスに与える影響を把握できます。この機能強化により、モデルの再生パフォーマンスを評価して、ボトルネックのパフォーマンスを変更および改善することを目的として、設計における潜在的なボトルネックを見つけることができます。
追加情報
ヒント: | なし。 |
制限事項: | • フィーチャー当りの現在の再生準備時間と実際の再生時間がレポートされ、部品とアセンブリの合計が示されます。その他の関連作業 (主に、各種ファミリーテーブルインスタンスへの再生後の適用) はまだ含まれていません。 • 再生時間はシステム依存であり、実行中のその他のプロセスによって変化します。 • 同じ構成部品の複数のオカレンスすべてが各アセンブリの合計に加算されます。これにより、そのアセンブリの再生時間の結果が不正確になることがあります。 • 簡略表示はサポートされていません。 • フレキシブル構成部品とアセンブリカットのポストプロセスはフィーチャーの再生時間にまだ反映されません。 |
これは、既存の機能からの置き換えですか? | いいえ。 |
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション: | なし。 |