固有値解析シミュレーションの実行 - Creo Simulation Live
固有値解析を使用して、モデルの固有周波数およびモード形状を計算します。固有周波数とモード形状に基づき、モデルの剛性または質量を変更することによって、モデルを修正できます。
シミュレーションの入力
固有値解析シミュレーションを実行するには、次の最小入力を定義する必要があります。
• モデルの材料。
• 必要に応じて、次の変位拘束条件のいずれか:
◦ 1 つ以上のサーフェスの変位拘束条件。
◦ 固定サポートとして指定されている 1 つ以上のサーフェス。
固有値解析シミュレーションを実行するには
1. モデルを開くか、新しいモデルを作成します。「ライブシミュレーション」(Live Simulation) をクリックして、「ライブシミュレーション」(Live Simulation) タブを開きます。
2. 指定された材料がない場合は、モデルの材料を定義します。
3. 「シミュレーションを追加」(Add Simulation) をクリックして、モデルに新規の固有値解析検討を追加します。
4. (オプションの手順) - > > の順にクリックして「シミュレーションオプション」(Simulation Options) ダイアログボックスを開きます。モード数 (1 から 12 の間) を指定するか、デフォルト値である 6 のままにします。拘束なしモデルの場合、最初の 6 つのモードは、3 つの直線移動方向と 3 つの回転方向での剛体運動モードです。次の 6 つのモードはモデルの共振周波数です。完全拘束モデルには剛体運動モードはありません。
5. サーフェスを選択し、拘束を定義します。
6. 「シミュレート」(Simulate) をクリックしてライブシミュレーションを開始します。
7. 結果のフリンジが、グラフィックウィンドウにほぼ瞬時に表示されます。結果の凡例から、表示する結果量を選択します。
8. モデルのジオメトリ、境界条件、荷重、材料、または結果オプションを変更します。グラフィックウィンドウで、結果のフリンジプロットがただちに更新されます。