結果表示のアニメーション化
アニメーションは、結果を次の目的で表示する場合に使用します。
モード形状をアニメーションします。
変位や応力、歪み、歪みエネルギーなどの量に応じたモデル内の変形をアニメーションする場合。
座屈解析の場合に、構造物の破壊が起こる様子を十分に理解できるようモード形状をアニメーションする場合。
「結果表示ウィンドウの定義」(Result Window Definition) ダイアログボックス「表示オプション」(Display Options) タブを使用して、フリンジベクトルモデルの結果表示をアニメーションすることができます。疲労や線形補間応力の結果をアニメーションすることはできません。
結果のアニメーションでは、Creo Simulate で結果の数量が段階的に表示されます。1 つ目のフレームには、荷重が加わっていない状態、つまり荷重が適用される前の出力が表示され、最後のフレームにはモデルの最終結果が表示されます。中間フレームには荷重が増加した状態の出力が表示されます。周波数応答解析では、選択した周波数での 1 サイクル (ここで、1 サイクル = 3600) のアニメーションが表示されます。
「表示オプション」(Display Options) タブで「アニメーション」(Animate) を選択すると、次のオプションが利用可能となります。
「自動開始」(Auto Start) - 結果表示ウィンドウが表示されたらすぐにアニメーションを開始します。
「ビュー」(View) > 「開始」(Start)「ビュー」(View) > 「1 つ進む」(Step Forward)、および「ビュー」(View) > 「停止」(Stop) コマンドを使用することによっても、アニメーションを開始したり停止したりできます。
プレイバックモード - 次のいずれかのボタンをクリックすることで、アニメーションのプレイバックモードを指定します。
- 静解析アニメーションの場合、モデルはゼロから最大変形へ等分線形ステップで移動します。
- 静解析アニメーションの場合、モデルは等分線形ステップでゼロから最大変形へ移動し、またゼロに戻ります。
- 固有値解析アニメーションの場合、モデルは不等ステップで形状を変化させながらゼロから最大変形へ移動し、そしてゼロ変形に戻ります。それから負の最大変形へ移動し、そしてゼロ変形に戻ります。
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弾塑性解析では、塑性材料のグラフは不可逆なので、リピートプレイバックモードのみを使用できます。
「フレーム」(Frames) - 単一のアニメーションサイクルで使用するフレーム数を入力します。フレームのデフォルト数は 8 です。ステップアニメーションを除き、フレーム数は 4 の倍数でなければなりません。
変形結果表示を定義している場合、「結果」(Results) ユーザーインタフェースウィンドウで「ビュー」(View) > 「オーバーレイ」(Overlay) の順に選択することで、アニメーションの変形オーバーレイを切り替えできます。
アニメーションされたモデルの結果表示ウィンドウを表示するときには、ツールバーのスライダーを適切な方向に動かすことで、アニメーションの再生速度を速くしたり遅くしたりできます。
アニメーションの制御に関しては、アニメーションの制御を参照してください。
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