ボリューム条件
流線は各種パターンを使用してボリューム内の任意の位置からリリースすることもでき、以下のように指定します。
「ドメイン」(Domains) で、[必要な体積] を設定します。
「プロパティ」(Properties) パネルで、「モデル」(Model) > 「流線」(Streamline) の順にクリックします。
ボリュームレベルで定義されている流線モジュールに対応するパラメータのリストを以下に示します。
粒子をリリース
「粒子をリリース」(Release Particle) は、ボリュームレベルでの流線のリリースをアクティブ化します。流線のリリースをアクティブ化するには、「粒子をリリース」(Release Particle) オプションで「はい」(Yes) をクリックします。「粒子をリリース」(Release Particle) をアクティブ化すると、流線を定義する次のパラメータが表示されます。
「リリース位置」(Release Position)
「パターン」(Pattern)
方向
リリース位置
流線ごとに、リリース時の開始位置を指定します。ボリュームレベルでは、次の 2 つのオプションのいずれかによってリリース位置を指定できます。
「パターン」(Pattern) - このオプションを選択した場合、「パターン」(Pattern) ドロップダウンリストに複数のオプションが表示されます。
「ユーザー」(User) - ユーザーが入力テキストファイルを使用して、特定の開始位置をボリューム内の任意の場所に定義できます。
パターン
ボリュームレベルでリリースパターンを指定するには、このオプションを使用します。流線の場合、以下のいずれかのオプションを使用してリリース位置 (パターン) を定義します。
流線はこの位置 から生じます。
流線は次の 2 点間でリリースされます。
「第 1 点」(1st Point)「第 2 点」(2nd Point):
および
「No. of Release Points」: その線からリリースされる流線の数を定義します。
流線は円形領域から生じます。
「参照点」(Reference Point) - 円の中心点を定義します。
「垂直」(Normal) - 円形領域の方向を定義します。
「半径」(Radius) - 円の半径を定義します。
「間隔」(Spacing) - 円形領域からリリースされる流線間のギャップを定義します。
長方形
流線は選択したボリューム内の長方形領域からリリースされます。
「参照点」(Reference Point)「第 1 点」(1st Point) - 長方形の同じ辺の 2 つの点を定義します。
「垂直」(Normal) - 長方形領域の方向を定義します。
Length Unit - 長方形の幅の辺のスケールを定義します。
「間隔」(Spacing) - 長方形領域からリリースされる流線間のギャップを定義します。
球体
流線は選択したボリューム内の球体領域からリリースされます。
「参照点」(Reference Point) - 中心点を定義します。
「半径」(Radius) - 球体の半径を定義します。
「間隔」(Spacing) - 球体からリリースされる流線間のギャップを定義します。
ボックス
流線は選択したボリューム内の立方体領域からリリースされます。
「第 1 コーナー」(First Corner)「対角コーナー」(Diagonal Corner) - ボックスボリュームを定義する 2 つのコーナー位置。
「間隔」(Spacing) - ボックスからリリースされる流線間のギャップを定義します。
* 
パターンで定義されている座標がドメインの外にある場合、流線は計算ドメインの境界内にのみ作成されます。
方向
上記のいずれかのパターンを使用してリリースされた流線の方向をトレースするには、3 つのオプションがあります。
「進む」(Forward) - 選択した場合、流線は流れフィールドに基づいて流れの下流に移動します。
「戻る」(Backward) - 選択した場合、流線は流れフィールドに基づいて流れの上流に移動します。
「両方」(Both) - 選択した場合、流線は流れ方向の下流と上流の両方に移動します。
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