初期条件と状態
Flow Analysis ツリーで、「ドメイン」(Domains) の下の流体ドメインを選択すると、プロパティパネルで乱流モジュールの下に「初期条件」(Initial Condition)「状態」(State) が表示されます。
初期条件
「初期条件」(Initial Condition) とは、「実行」(Run) グループで「初期値から開始」(Start from Initial Values) を選択した場合に、シミュレーションを開始するために必要とされる独立変数の値を指しています。乱流モジュールでは、各「ボリューム」(Volume)乱流運動エネルギー乱流散逸率を指定できます。
乱流モジュールの下の選択したボリュームで乱流モジュールの「初期条件」(Initial Condition) を指定する手段がアクティブ化します。「指定値」(Specified Values)乱流モジュールの「初期条件」(Initial Condition) として現在使用可能な唯一のオプションです。
「Turb. Kinetic Energy」 - デフォルトの初期乱流運動エネルギーは、初期運動エネルギーの 1 パーセント (0.01) です。
「Turb. Kinetic Energy Diss. Rate」 - デフォルトの乱流エネルギー散逸率は 1 です。
状態
フローモジュール内のボリュームの「状態」(State) によって、そのボリューム内で「ボリューム」(Volume)「圧力」(Pressure) が計算される (「アクティブ」(Active)) か計算されない (「非表示」(Blanked)) かが決まります。「非表示」(Blanked) ボリューム内の「速度」(Velocity) および「圧力」(Pressure) フィールドは「初期条件」(Initial Condition) として残ります。
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非表示ボリューム内の「乱流」(Turbulence) フィールドは「初期条件」(Initial Condition) として残ります。
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