回転ウォールを作成するには
回転ウォールを作成するには、回転ツールを使用します。
1. > > の順にクリックします。「回転」(Revolve) タブが開きます。
2. スケッチを選択するか、 > の順にクリックし、回転させる内部スケッチを作成します。
3. 「軸」(Axis) でコレクターをクリックし、回転軸を選択します。スケッチを定義する際、スケッチの中心線が回転軸として選択されます。
回転軸として、スケッチ断面の一部として作成されたジオメトリ中心線を選択できます。中心線はフィーチャー作成時に自動的に検出されます。スケッチ平面上にある軸、直線エッジ、カーブなどの既存の直線ジオメトリを選択して、回転軸を定義することもできます。
4. 「角度」(Angle) リストから回転角度オプションを選択します。
◦
「可変」(Variable) - スケッチ平面から指定した角度だけ断面を回転させます。
◦
「対称」(Symmetric) - スケッチ平面の両側へ、指定した角度の半分ずつ回転します。
◦
「参照指定」(To Reference) - 選択した点、平面、またはサーフェスまで断面を回転します。
5. 「角度」(Angle) ボックスで角度の値を設定します。スケッチ平面を基準にして回転作成の方向を反転させるには、
![](../../sheetmetal/sheetmetaldesign/images/flip116x16.png)
をクリックします。
6. 最初のウォールの厚みは、ボディが部品にリンクされていない場合にのみ変更できます。
「厚み」(Thickness) の
![](../../sheetmetal/sheetmetaldesign/images/rib_thick16x16.png)
ボックスにウォール厚みの値を入力するか、デフォルト値をそのまま使用します。厚みを追加する側を変更するには、
![](../../sheetmetal/sheetmetaldesign/images/extrev_matlside16x16.png)
をクリックします。
7. スケッチ平面の両側に作成された両側フィーチャーを作成するには、次の操作を実行します。
a. 「オプション」(Options) をクリックします。「オプション」(Options) タブが開きます。
b. 「サイド 1」(Side 1) と「サイド 2」(Side 2) で、回転角度を拘束するオプションを選択します。
c. 各サイドで、角度の値または参照平面を設定します。
8. 新規ウォールを新規ボディとして作成したり、新規ウォールを別のボディに追加したりするには、「ボディオプション」(Body Options) をクリックします。「ボディオプション」(Body Options) タブが開きます。
◦ 新規ボディを作成するには、「新規ボディを作成」(Create new body) チェックボックスをオンにします。新しいボディが作成されます。
新規ボディのプリファレンスを部品のプリファレンスにリンクするには、「部品へのリンク」(Link to part) をクリックします。
◦ 新しいウォールを別の既存のボディに追加するには、モデルツリーまたはグラフィックウィンドウでボディを選択します。ボディコレクターで名前が更新されます。
9. 板金固有のオプションを設定するには、「オプション」(Options) タブで次の 1 つまたは複数の操作を実行します。
◦ スケッチに非正接ジオメトリが含まれている場合に鋭いエッジをラウンドするには、「ベンドを鋭いエッジに追加」(Add bends on sharp edges) をクリックします。半径の値と半径の寸法位置を設定します。
◦ 追加のウォールをモデルにマージする際のオプションを設定するには、以下のオプションを設定します。
▪ ウォールをボディ内の既存のウォールにマージするには、「ボディにマージする」(Merge to body) を選択します。マージしたジオメトリのエッジとベンドサーフェスのエッジを維持するオプションが使用できるようになります。このオプションは最初のウォールには使用できません。
▪ 新しいジオメトリを非接合ボリュームとして維持するには、「ボディにマージしない」(Do not merge to body) を選択します。板金の駆動サーフェスを反転するオプションが使用できるようになります。
10. フィーチャー固有のベンド許容を設定し、ボディとは異なる方法を使用して展開長さを計算するには、次の操作を実行します。
a. 「ベンド許容」(Bend Allowance) をクリックします。「ベンド許容」(Bend Allowance) タブが開きます。
b. 「フィーチャーの設定を使用」(Use feature settings) をクリックします。
c. 以下の操作のいずれかを実行します。
▪ 「K 係数」(By K factor) または「Y 係数」(By Y factor) をクリックし、新しい係数の値を入力するか、リストから選択します。
▪ 円弧の展開長さの計算にベンドテーブルを使用するには、「ベンドテーブル」(By bend table) をクリックします。デフォルトテーブルを使用するか、リストから新しいテーブルを選択するか、「ブラウズ」(Browse) をクリックして別のテーブルをブラウズします。
| 部品にコピーされているベンドテーブルだけを使用できます。 |
11. ![](../../sheetmetal/sheetmetaldesign/images/dash_done16x16.png)
をクリックします。