スケッチャーでテキストを作成するには
1. 「設計」(Design) タブで、
「テキスト」(Text) をクリックし、テキストの高さと方向を設定する始点を選択します。
2. テキストの高さと方向を設定する終点を選択します。テキストの方向を示す作図線と矢印が表示されます。「テキスト」(Text) ダイアログボックスが開きます。
| デフォルトで、テキストの高さを定義する作図線の長さ寸法は固定寸法です。 |
3. テキストを入力するため、「テキスト」(Text) で、次のいずれかを選択します。
| 「パラメータ使用」(Use Parameter) は 3D モードでのみ使用できます。 |
◦ 「テキストを入力」(Enter text) - 最大 79 文字のテキストを 1 行に入力します。
必要であれば、
をクリックして特殊テキストシンボルを挿入します。
「テキストシンボル」(Text Symbol) ダイアログボックスが開きます。挿入するシンボルを選択します。そのシンボルが
「テキストを入力」(Enter text) ボックスおよびグラフィック領域に表示されます。
「閉じる」(Close) をクリックして
「テキストシンボル」(Text Symbol) ダイアログボックスを閉じます。
◦ 「パラメータ使用」(Use Parameter) - 定義したパラメータを手動で選択できます。パラメータの値が画面に表示されます。
a. 「パラメータ使用」(Use Parameter) をクリックします。「パラメータを選択」(Select Parameter) ダイアログボックスが開きます。
b. 「サーチ先」(Look In) で、「部品」(Part) の横の矢印をクリックし、オブジェクトタイプを選択します。選択したオブジェクトタイプの名前が「サーチ先」(Look In) ボックスに表示されます。
c. パラメータテーブルからパラメータを選択し、「指定アイテムを挿入」(Insert Selected) をクリックします。選択したパラメータの名前が「パラメータ使用」(Use Parameter) ボックスに表示されます。この名前を修正することはできません。パラメータの値がスケッチに表示されます。
4. フォントタイプを定義するため、「フォント」(Font) で次のいずれかを選択します。
◦ 「フォントを選択」(Select font) - PTC から提供されているフォントおよび TrueType フォントのリストから書体を選択します。
| UNIX で Open Type フォントと True Type フォントを使用可能にするには、フォントのファイル名拡張子を小文字にします。 |
◦ 「パラメータ使用」(Use Parameter) - 定義済みのパラメータからフォントを選択できます。パラメータの値が画面に表示されます。
a. 「パラメータ使用」(Use Parameter) をクリックします。「パラメータを選択」(Select Parameter) ダイアログボックスが開きます。
b. 「サーチ先」(Look In) で、「部品」(Part) の横の矢印をクリックし、オブジェクトタイプを選択します。選択したオブジェクトタイプの名前が「サーチ先」(Look In) ボックスに表示されます。
c. パラメータテーブルからパラメータを選択し、「指定アイテムを挿入」(Insert Selected) をクリックします。フォントを定義する選択したパラメータの名前が「パラメータ使用」(Use Parameter) ボックスに表示されます。この名前を修正することはできません。スケッチでテキストフォントが更新されます。
5. テキストの始点の位置を定義するため、「配置」(Position) で以下を実行します。
a. 水平方向の配置を定義するには、「水平」(Horizontal) の横の矢印をクリックし、「左」(Left)、「中央」(Center)、または「右」(Right) を選択します。
b. 垂直方向の配置を定義するには、「垂直」(Vertical) の横の矢印をクリックし、「下」(Bottom)、「中」(Middle)、または「上」(Top) を選択します。
6. テキストのアスペクト比を変更するには、「アスペクト比」(Aspect ratio) の横のスライドバーを使用します。
7. テキストの傾斜角度を変更するには、「傾斜角度」(Slant angle) の横のスライドバーを使用します。
8. テキストの文字間隔を変更するには、「間隔」(Spacing) の横のスライドバーを使用します。
9. カーブに沿ってテキストを配置するには、「カーブ方向に配置」(Place along curve) をクリックし、テキストを配置するカーブを選択します。テキストの始点の横位置と縦位置を修正できます。横位置はカーブ上の開始点を定義します。
| テキスト文字列の始点の横位置を指定する場合、直線カーブにのみ「中央」(Center) を使用できます。 |
10. 必要に応じて、「反転」(Flip) をクリックしてテキストの方向を変更します。
| 「反転」(Flip) をクリックした場合、作図線とテキスト文字列は、選択したカーブの反対側のもう一方の端に配置されます。この配置はテキストの開始点に基づきます。 |
11. 特定の文字どうしの間隔を制御するには、「カーニング」(Kerning) をクリックします。
| • カーニングは、すべてのフォントに使用できるわけではありません。 • すべての新規テキスト文字列に対して自動的にカーニングを有効にするには、コンフィギュレーションオプション sketcher_default_font_kerning を yes に設定します。 |
12. 「OK」をクリックしてテキストを作成します。
13. 中マウスボタンをクリックしてツールを終了します。