Creo ModelCHECK のゲートキーパーの設定について
ゲートキーパーが必要とする関連の検証結果を作成し、チェックインするモデルのパラメータにこれらの結果を格納するように、Creo ModelCHECK を設定する必要があります。コンフィギュレーションファイル config_init.mc で次のオプションが Y に設定されていることを確認します。
• ADD_DATE_PARM - Creo ModelCHECK が最後に実行された日時を取り込む MODEL_CHECK パラメータを作成します。
• ADD_ERR_PARM - Creo ModelCHECK が最後に実行されたときにモデル内で見つかったエラーの数を取り込む MC_ERRORS パラメータを作成します。
• ADD_CONFIG_PARM - モデルの最終チェックに使用された Creo ModelCHECK コンフィギュレーションファイルの名前を取り込む MC_CONFIG パラメータを作成します。
• ADD_MODE_PARM - モデルに対して Creo ModelCHECK が実行されたときのモードを取り込む MC_MODE パラメータを作成します。
• ADD_VERIFIED_PARM - Creo ModelCHECK が最後に実行されてからモデルが変更されたかどうかを確認する MC_VERIFIED パラメータを作成します。
テキストエディタで config_init.mc ファイルを編集するか「ModelCHECK コンフィギュレーションツール」(ModelCHECK Configuration Tool) を使用して、これらのコンフィギュレーションオプションを Y に設定します。Creo ModelCHECK を実行するたびに、これらのパラメータがモデルに追加されます。これらのパラメータは読み取り専用であり、Creo ModelCHECK によって駆動されます。
 |
UPDATE_MC_PARAMS オプションが Y に設定されている場合、MC_MODE が変更されるたびに、ゲートキーパーパラメータ MC_ERRORS、MC_MODE、MODEL_CHECK、および MC_CONFIG が更新されます。たとえば、対話型モードで Creo ModelCHECK を実行してから保存モードに変更すると、モデルが変更されていない場合でも、すべてのゲートキーパーパラメータが更新されます。
|
デフォルトで、Creo ModelCHECK コンフィギュレーションファイルは <modelcheck-loadpoint>/text/<language>/config にあります。これらのファイルを別の場所に保存した場合、config.pro ファイル内のコンフィギュレーションオプション MODELCHECK_DIR がこの場所を指していることを確認する必要があります。この config.pro オプションでは、環境変数 MCDIR の設定をオーバーライドし、環境変数 MCDIR によって指定されているファイルとは異なるコンフィギュレーションファイルを指定できます。これによって、管理者はコンフィギュレーションファイルの使用をより自在に制御できます。
config.pro ファイルのコンフィギュレーションオプション MODELCHECK_DIR をコンフィギュレーションファイルの場所に設定した場合、config_init.mc ファイルでコンフィギュレーションオプション MC_AUTHORIZATION_FILE を Y に設定することで、認証ファイルを使用してコンフィギュレーションファイルへのアクセスを制限できます。管理者はこれらのコンフィギュレーションファイルに完全にアクセスできますが、その他のユーザーは読み取り専用アクセスのみが許可されます。Creo ModelCHECK コンフィギュレーションファイルはアクセス可能なネットワークドライブに保存することをお勧めします。これらを Windchill に保存することはできません。